特許

J-GLOBAL ID：200903005390386700

シグマデルタ信号の処理装置

発明者： 小倉 康弘
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (1件)： 松隈 秀盛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-316966
公開番号（公開出願番号）：特開平8-172359
出願日： 1994年12月20日
公開日（公表日）： 1996年07月02日
要約：

【要約】【目的】 ΣΔ信号の特徴を殺すことなく、ΣΔ信号の処理を実現する。【構成】 入力端子1に供給されたΣΔ信号がローパスフィルター2に供給されてマルチビットのデジタル音声信号に変換され、このマルチビット信号が乗算器3に供給される。また制御信号入力端子4からの制御信号が制御回路5を通じて係数発生器6に供給されて、任意の音声信号の処理を行う係数が発生され、この係数が乗算器3に供給される。そしてこの乗算器3からの信号がΣΔ変調器7に供給されて、再変換されたΣΔ信号がスイッチ8の固定接点Bに供給される。さらに入力端子1からのΣΔ信号が、ローパスフィルター2乃至ΣΔ変調器7に相当するディレイ回路9を通じてスイッチ8の固定接点Aに供給される。そしてこのスイッチ8が制御回路5によって、通常は接点A、処理期間のみ接点Bが選択され、このスイッチ8で切り替えられた信号が出力端子10に取り出される。

請求項（抜粋）：

シグマデルタ変調された信号に任意の処理を施すに当たり、上記シグマデルタ変調された信号をローパスフィルターを用いてマルチビット信号に変換する手段と、この変換されたマルチビット信号に対して上記任意の処理を行うための演算手段と、この演算処理された信号を再度上記シグマデルタ変調された信号に再変換する手段と、この再変換された信号を元の上記シグマデルタ変調された信号と切り替えて出力する手段とを有してなるシグマデルタ信号の処理装置。