特許
J-GLOBAL ID:200903005393042467

動物体追跡処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029145
公開番号(公開出願番号):特開平5-225342
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、新たな動物体が矩型領域内に侵入して閉領域と認識された場合でも、当該動物体を認識せずに目的とする動物体領域を認識して、追跡処理を容易にするラベリング処理を提供することを目的としている。【構成】 ラベリング処理用矩型枠画像fh フレーム(h≧2)内に新たな動物体が侵入し、fh-1 フレームで求められた重心点を開始点として水平方向または垂直方向にラベリング処理を実施した場合に、該動物体の位置によって該動物体閉領域をラベル「1」として認識してしまう欠点を解決するため、該矩型領域内でラベリング処理を行う際に、fh-1 フレームで求められた重心点を開始点として、ラベル番号の有無などを走査する方向をらせん状に変化させる。
請求項(抜粋):
テレビカメラで撮像された映像信号をA/D変換する手段と、A/D変換された映像信号からフレーム間差分信号を得る手段と、該フレーム間差分信号を適当な大きさのブロックに分割する手段と、ブロック化されたフレーム間差分信号を背景領域と動物体領域に2値化する手段を有する、画面内の動物体を自動的に追跡するに当って、フレーム間差分ブロック画像Fm から、前フレーム間差分ブロック画像Fm-1より得られた重心点Wm-1,n を中心に、面積Sm-1,n に応じてそれぞれの動物体閉領域を含む適当な大きさのn個の矩型枠で切り出して、n個のラベリング処理用矩型枠画像fm,n とし、切り出されたn個のラベリング処理用矩型枠画像fm,n 内で、n個の動物体閉領域のそれぞれの重心点Wm-1,n をらせん状ラベリング処理の開始点とし、ラベリング処理用矩型枠画像内の動物体領域を走査するために、時計方向らせん状に走査する位置を変化させる、らせん状ラベリング処理走査用ブロック座標(i、j)を発生し、切り出されたn個のラベリング処理用矩型枠画像fm,n 内でラベル番号を探索し、切り出されたn個のラベリング処理用矩型枠画像fm,n 内で、ラベル番号を探索した結果、上記探索点すべてにラベル番号が付与されていなければ、新たなラベル番号を探索中心点(i、j)のラベル番号として付与してゆき、切り出されたn個のラベリング処理用矩型枠画像fm,n 内で動物体の追跡を可能とすることを特徴とする動物体追跡処理方法。
IPC (2件):
G06F 15/70 410 ,  H04N 7/14

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