特許
J-GLOBAL ID:200903005397108896

インクジェットプリントを積層するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-025085
公開番号(公開出願番号):特開2001-212943
出願日: 2001年02月01日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 保護層がインクジェット画像を水による劣化から保護するのに十分に厚く、切断工程を伴わない、インクジェットプリントの積層法を提供する。【解決手段】 a)インクジェット画像を担持している支持体を含んでなるインクジェットプリントを用意し、b)上記インクジェットプリントの像形成された表面を、高分子バインダー中に可融性の熱可塑性高分子粒子を含む多孔質で可融性の転写可能な保護層を担持している可撓性高分子支持体を含んでなる転写積層要素と接触させて、複合材料を形成させ、c)上記複合材料に熱および圧力を加えて上記多孔質で可融性の転写可能な保護層を融解させて、実質的に連続的な層を形成させ、d)上記複合材料を冷却させ、そしてe)上記転写積層要素の上記可撓性高分子支持体を上記複合材料から剥がして、上記積層インクジェットプリントを形成させることを含む、インクジェットプリントを積層するための方法。
請求項(抜粋):
インクジェットプリントを積層するための方法であって、a)インクジェット画像を担持している支持体を含んでなるインクジェットプリントを用意すること、b)前記インクジェットプリントの像形成された表面を、高分子バインダー中に可融性の熱可塑性高分子粒子を含む多孔質で可融性の転写可能な保護層を担持している可撓性高分子支持体を含んでなる転写積層要素であって、前記保護層が2〜 100μm の厚みおよび95:5〜70:30の粒子:バインダーの比を有し、前記熱可塑性高分子粒子が10μm 未満の粒径および50°Cを超えるTm または軟化点を有し、そして前記高分子バインダーが20°C未満のTg を有する転写積層要素と接触させて、複合材料を形成させること、c)前記複合材料に熱および圧力を加えて前記多孔質で可融性の転写可能な保護層を融解させて、実質的に連続的な層を形成させること、d)前記複合材料を冷却させること、並びにe)前記転写積層要素の前記可撓性高分子支持体を前記複合材料から剥がして、前記積層インクジェットプリントを形成させること、を含む方法。

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