特許
J-GLOBAL ID:200903005401695564

双曲線航法システムにおける位置決定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-064037
公開番号(公開出願番号):特開平5-264713
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は地表電波伝搬を利用した双曲線航法システムの利用者受信機が、その受信機位置座標を決定するための位置決定装置に関し、電波伝搬速度の誤差を低減することにより、位置決定精度向上を目的とする。【構成】 レーン値計算手段13は利用地域を所定の形状単位で細分化し、各分割地域毎に地形状況と緯度及び経度を示す地形データを予め記憶しておき、座標変換部12よりの変換出力に基づいて選択した地形データと方位角とより地形割合を求める。次に地形割合から地形に応じた電波伝搬速度の加重平均値を算出する。そして、その電波伝搬速度を用いて座標変換部12よりの変換出力に対応するレーン値計算を行なう。
請求項(抜粋):
送信局からの電波を受信し、受信信号を処理して現在のレーン値を得るレーン値受信部(11)と、入力レーン値を直交座標の緯度及び経度に変換して現在位置の緯度及び経度を出力する座標変換部(12)と、利用地域を所定の形状単位で細分化し、各分割地域毎に地形状況と緯度及び経度を示す地形データを予め記憶しておき、該座標変換部(12)よりの変換出力に基づいて選択した記憶地形データと各送信局から利用者を見た方位角とより(主局と利用者間)、(従局と利用者間)、(主局と従局間)の電波伝搬速度の加重平均値を算出した後、その電波伝搬速度を用いて前記座標変換部(12)よりの変換出力に対応するレーン値計算を行なうレーン値計算手段(13)と、該レーン値計算手段(13)により計算されたレーン値の、前記レーン値受信部(11)よりのレーン値に対する誤差が許容範囲内に収まっているか否か比較し、該誤差が許容範囲内に収まっていないときは、計算されたレーン値を補正して前記座標変換部(12)へ入力する比較器(14)とを有することを特徴とする双曲線航法システムにおける位置決定装置。

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