特許
J-GLOBAL ID:200903005409156158

分散型マルチプロセッシングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008525
公開番号(公開出願番号):特開平8-202672
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【構成】 マスターユニット2Mと複数のスレーブユニット2SとがVME規格バス1を介して接続され、各ユニット上の2ポートメモリ4は共有データを格納する共有メモリ領域を有する。スレーブユニット2S上の2ポートメモリ4のVME規格バス1側のアドレスは、どのスレーブユニット2Sも同一に設定されており、該2ポートメモリ4のVME規格バス1側からのデータの書き込みはマスターユニット2Mのみによって行われ、そのデータの読み出しはローカルバス3側からのみ行われる。【効果】 マスターユニット2Mからの一度の書き込み動作で、全てのスレーブユニット2S上の2ポートメモリ4の共有データを更新することができ、スレーブユニット2Sの数が多くなっても、マスターユニット2Mの負担およびVME規格バス1のトラフィックが増大することはない。
請求項(抜粋):
中央演算処理装置と、該中央演算処理装置とはローカルバスで接続されてメインバス側とローカルバス側との両方向からアクセス可能なデュアルポートメモリとを備えているプロセッサユニットが、メインバスを介して3つ以上接続され、上記の各プロセッサユニットのデュアルポートメモリは、各プロセッサユニットに共通で用いられる共有データを格納する共有メモリ領域を有し、上記3つ以上のプロセッサユニットの中の特定の1つが、該システム内に入力された共有データを直接的に取り込んで共有データを更新するマスターユニットであり、その他が該マスターユニットの記憶データと同じになるように共有データを更新するスレーブユニットである分散型マルチプロセッシングシステムにおいて、上記スレーブユニットのデュアルポートメモリにおけるメインバス側の共有メモリ領域のアドレスが、どのスレーブユニットも同一に設定されており、各スレーブユニットのデュアルポートメモリのメインバス側からのデータ書き込みはマスターユニットのみによって行われ、各スレーブユニットのデュアルポートメモリからのデータの読み出しはローカルバス側からのみ行われるように構成されていることを特徴とする分散型マルチプロセッシングシステム。
IPC (3件):
G06F 15/167 ,  G06F 11/18 310 ,  G06F 13/16

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