特許
J-GLOBAL ID:200903005413110839

トルクコンバータのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-333811
公開番号(公開出願番号):特開2001-153221
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 油圧式ロックアップクラッチのフェーシングを高価な摩耗耐性に優れた材料で造らないでも、スリップ制御に耐え得るトルクコンバータとする。【解決手段】 トルクコンバータ2は、エンジン1で駆動されるポンプインペラ2aと、歯車変速機構3の入力軸に結合されたタービンランナ2bと、油圧式ロックアップクラッチ2dと、これに並置した電気式ロックアップクラッチ2eとを具える。クラッチ2dの締結力は、コントローラ12によりデューティ制御されるソレノイド13からの信号圧PS に応じてスリップ制御弁11が制御したアプライ圧PA およびレリーズ圧PR の差圧で決まる。コントローラ12は更に正電極25および負電極26を経て電気式ロックアップクラッチ2eに所定の電圧を印加することによりその締結力を制御する。コントローラ12はスリップ制御領域でトルクコンバータ2のスリップ回転が設定スリップ回転を超えている間、油圧式ロックアップクラッチ2dを解放し、これに代えて電気式ロックアップクラッチ2eのみの締結力制御によりスリップ制御を行う。
請求項1:
トルクコンバータの入出力要素間におけるスリップ回転をロックアップ機構により制御するためのスリップ制御装置において、前記ロックアップ機構を、電気的な締結力制御によりトルクコンバータの前記スリップ制御が可能な電気式ロックアップクラッチと、油圧的な締結力制御によりトルクコンバータの前記スリップ制御が可能な油圧式ロックアップクラッチとの並置により構成し、前記スリップ回転を目標スリップ回転にするスリップ制御を行うべきスリップ制御領域で前記スリップ回転が設定スリップ回転を超えている間、前記油圧式ロックアップクラッチを解放し、前記電気式ロックアップクラッチのみの締結力制御によりスリップ回転を目標スリップ回転にするスリップ制御を行うよう構成したことを特徴とするトルクコンバータのスリップ制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 61/14 602 ,  F16H 45/02
FI (3件):
F16H 61/14 601 H ,  F16H 61/14 602 J ,  F16H 45/02 C
Fターム (7件):
3J053CA03 ,  3J053CA07 ,  3J053CA10 ,  3J053CB14 ,  3J053CB15 ,  3J053DA08 ,  3J053EA05
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 自動変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-131237   出願人:ジヤトコ株式会社
  • 特開昭61-002966
  • 特開平2-283954
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