特許
J-GLOBAL ID:200903005413740263

ミクロ流体工学システムでの流動運動を駆動するために向心的加速を使用するための装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-550689
公開番号(公開出願番号):特表2000-514928
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】本発明は、微量分析および微量合成分析並びに手順を行うための方法および装置を提供する。特に、本発明は、微量操作装置とともに使用して、回転によりプラットホームを操作し、それによって、プラットホームの回転から生じる向心力を、微量プラットホームに埋設された微細チャンネルを介した流体運動を誘導するのに利用するための微量システムプラットホームを提供する。ミクロ流体工学構成要素、対抗性加熱要素、温度感知要素、混合構造、キャピラリーおよび捨てバルブを有する本発明の微量システムプラットホームおよび、生物学的、酵素的、免疫学的、および化学的アッセイを行うためのこれらの微量システムプラットホームを使用する方法を提供する。本発明の微量システムプラットホームに、それから電気的信号を伝達することができる電気スピンドル設計ローターも、提供される。
請求項(抜粋):
a)第一の平坦で平面の表面およびそれに対峙する第二の平坦で平面の表面を有する基板を含み、各表面はプラットホームが回転される中心を含む、回転可能なプラットホームを含み、そしてその第一の表面が、組み合わせて b)約1から約150μLの容量を有する第一の表面中の窪みを含む注流入を含み、そしてそれは、 c)複数の計量キャピラリーおよびオーバーフローキャピラリーを含み、各々が、注流入と流体的に連結しており、各キャピラリーが、直径約0.02mmから約1mmの断面領域を規定し、そして各キャピラリーが、プラットホームの中心から放射状に伸長し、そしてプラットホームの中心に向かって近傍に配列された第一の末端、およびプラットホームの中心から遠方に配列された第二の末端を規定し、そして各キャピラリーの近傍末端は、湾曲した開口部を規定し、第一の計量キャピラリーアレイは液体の容量を規定する、第一の計量キャピラリーアレイに液体的に連結しており、そして第一の計量キャピラリーアレイは、 d)プラットホームの表面で、計量キャピラリーに等しいかまたはより大きな深さを有し、そしてプラットホームの中心から、注流入より距離のある位置に放射状に位置決めされる第一の液体チャンバーに液体的に連結しており、そしてオーバーフローキャピラリーは、 e)プラットホームの中心から、オーバーフローキャピラリーに等しいか、またはより大きい深さを有し、そしてプラットホームの中心から保持チャンネルおよび注流入より長い距離に放射状に位置決めされた、オーバーフロー・チャンバーに流体的に連結して含むことを特徴とし、 キャピラリー接合部が、計量キャピラリーアレイおよび第一の液体チャンバーを含む各々の計量キャピラリーの接合部で、そしてオーバーフローキャピラリーおよびオバーフローチャンバーの接合部で形成され、それにより注流入にあるディスクに載せられた流体は、キャピラリー作用によって計量キャピラリーアレイおよび第一の液体チャンバーを含む各計量キャピラリーの接合部に流れ、そして過剰流体が、キャピラリー作用によってオーバーフローキャピラリーおよびオーバーフローチャンバーの接合部に流れ;そして、第一の回転速度でのプラットホームの回転が、オーバーフローチャンバーへのオバーフローキャピラリー中の流体移動を誘導するが、計量キャピラリーアレイを含むいずれの計量キャピラリーでも流体移動を誘導せず、それにより、第一の回転速度でのプラットホームの回転は、注流入からオーバーフローチャンバーへその液体を排出させ、そして 第一の回転速度より大きい第二の回転速度でのプラットホームの回転が、第一の液体チャンバーへの計量キャピラリーアレイ中の液体の容積の液体移動を誘導し、そして第一の流体チャンバーおよびオーバーフローチャンバーの各々は、さらに空気交換チャンネルを含み、それにより流体運動によって交換される空気は、プラットホ一ムの表面に排出されることを特徴とする微量システムプラットホーム。
IPC (9件):
G01N 35/00 ,  B81B 1/00 ,  F16K 13/10 ,  G01N 21/07 ,  G01N 31/20 ,  H01C 17/06 ,  H01F 17/06 ,  F16K 31/00 ,  H01R 39/64
FI (9件):
G01N 35/00 D ,  B81B 1/00 ,  F16K 13/10 D ,  G01N 21/07 ,  G01N 31/20 ,  H01C 17/06 ,  H01F 17/06 A ,  F16K 31/00 ,  H01R 39/64
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-238760
  • 特開昭62-151756
  • 特開昭61-167469

前のページに戻る