特許

J-GLOBAL ID：200903005418980726

対物レンズアクチュエータ

発明者： 本多 修一
出願人/特許権者： 株式会社リコー
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-208537
公開番号（公開出願番号）：特開平7-044880
出願日： 1993年07月30日
公開日（公表日）： 1995年02月14日
要約：

【要約】【目的】 ベースと内外ヨークとを一枚の板金をプレス加工によって成形することによってアクチュエータを作成する場合に、薄肉の内ヨークの尖った先端部と上ヨークとの間に間隙が生じる結果発生し易かったアクチュエータ推力の低下、有害な共振等の不具合を防止して安定した磁界を得ることができる対物レンズアクチュエータの提供。【構成】 アクチュエータベース5面上において、所定間隔を隔てて平行に突出した一対の内ヨーク6と、各内ヨークから外側に所定間隔を隔てた位置において該内ヨークと平行に突設した外ヨーク7と、外ヨークの上端部に止着される上ヨーク9と、該一対の内ヨーク間の空所に支持される対物レンズ2と、該対物レンズを進退させるためのコイルと、該外ヨークの内壁に固定された永久磁石8とを有した対物レンズアクチュエータにおいて、上ヨークは上記対物レンズを露出させるための中央穴20を有すると共に、該中央穴の両側部にスリット21を有し、該各スリットの内側内壁にて該内ヨークの内側面を圧接支持した。

請求項（抜粋）：

アクチュエータベース面上において、所定間隔を隔てて平行に突出した板状の一対の内ヨークと、各内ヨークから外側に所定間隔を隔てた位置において該内ヨークと平行に突設した外ヨークと、該内ヨークよりも低い外ヨークの上端部に止着される上ヨークと、該一対の内ヨーク間の空所に支持される対物レンズと、該対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向に進退させるためのコイルと、該外ヨークの内壁に固定された永久磁石とを有した対物レンズアクチュエータにおいて、上記上ヨークは上記対物レンズを露出させるための中央穴を有すると共に、該中央穴の両側部にスリットを有し、該各スリットの内側内壁にて該内ヨークの内側面を圧接支持することを特徴とする対物レンズアクチュエータ。