特許
J-GLOBAL ID:200903005420801782

電気化学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-042484
公開番号(公開出願番号):特開平6-258283
出願日: 1993年03月03日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 窒素酸化物と化学反応して発生する電流を測定することにより窒素酸化物を検知する電気化学素子を提供する。【構成】 酸素イオン導電性固体電解質1の両面に一対の電極2aおよび2bを形成し、カソード電極2aは(|)酸素欠損性金属酸化物(‖)ペロブスカイトおよびその関連構造型金属酸化物の1種以上からなる窒素酸化物吸収性または吸着性金属酸化物4と貴金属3を含有する。一対の電極2aおよび2bは直列に直流電圧源5をリード線6を介して接続して閉回路を構成している。窒素酸化物は、カソード電極2a上において窒素酸化物吸収性または吸着性金属酸化物4により選択的に吸着され、直流電圧源による電場で酸素と窒素に分解され、分解生成物の酸素分子を貴金属3が高感度に検知するため発生電流値が大きくなる。この構成によれば、測定時に電気化学素子の温度を高める必要がなく、構造が簡素で長寿命のNOxセンサを提供することができる。
請求項(抜粋):
板状の酸素イオン導電性固体電解質の表面にカソード電極とアノード電極を形成し、前記電極に直列に直流電源を接続して閉回路とした構成において、少なくともカソード電極を形成する電極材料は下記の(|)(‖)の1種以上からなる窒素酸化物吸収性または吸着性金属酸化物と貴金属を含有し、アノード電極を形成する電極材料は前記金属酸化物または貴金属、あるいは前記金属酸化物と前記貴金属を含有してなる電気化学素子。(|)......酸素欠損性構造(‖)......ペロブスカイトおよびその関連構造

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