特許
J-GLOBAL ID:200903005429628021
内燃機関の蒸発燃料処理装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048889
公開番号(公開出願番号):特開平5-248312
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】本発明は内燃機関の蒸発燃料処理装置に関し、蒸発燃料パージ時の燃料補正量を内燃機関の空燃比制御量に関係なく求めることにより、内燃機関の過渡運転時における空燃比のハンチングを従来に比べて低減することを目的とする。【構成】キャニスタのベーパ吸着量とパージガス濃度との関係を予め実験にて求め、マップ200として記憶しておく。パージ開始時における空燃比制御量とパージガス流量からパージガスの初期濃度PGNe(i)を求め、マップ200から初期吸着量Dg(0)を得る。それ以降は、初期段階から任意時間経過まで演算周期毎に演算を繰り返すことにより、上記初期吸着量Dg(0)から任意時間経過後の吸着量Dg(J)を求める。そしてマップ200から任意時間経過後のパージガス濃度PGN(J)を得る。初期段階以外は空燃比制御量に関係なくPGN(J)から燃料補正量が求まる。
請求項(抜粋):
燃料タンク内に発生する蒸発燃料を一時的に貯溜するキャニスタと、内燃機関の所定の運転状態において前記キャニスタ内に貯溜された蒸発燃料を吸気管内に放出するパージ装置とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、前記キャニスタの蒸発燃料吸着量と前記キャニスタから放出される蒸発燃料の濃度との関係を予め記憶している記憶手段と、前記蒸発燃料の吸気管放出開始時における前記内燃機関の空燃比制御量と、放出される前記蒸発燃料の初期流量とから、前記吸気管放出開始時において放出される蒸発燃料の初期濃度を求める初期蒸発燃料濃度算出手段と、該初期蒸発燃料濃度算出手段によって求められた前記初期濃度と、前記記憶手段の内容とから、前記キャニスタの前記吸気管放出時における蒸発燃料の初期吸着量を求める初期蒸発燃料吸着量算出手段と、前回演算された前回蒸発燃料吸着量及び前回蒸発燃料流量とに基づき、前回演算後所定時点における蒸発燃料吸着量を求める処理を行い、前記初期蒸発燃料吸着量算出手段により求められた前記初期吸着量に基づいて、前記吸気管放出開始時点から任意時間経過後の蒸発燃料吸着量を求める蒸発燃料吸着量算出手段と、該蒸発燃料吸着量算出手段によって求められた前記蒸発燃料吸着量と、前記記憶手段の内容とから、前記蒸発燃料吸着量に対応する蒸発燃料の濃度を求める蒸発燃料濃度算出手段と、該蒸発燃料濃度算出手段によって求められた前記蒸発燃料の濃度に基づいて、燃料噴射弁からの燃料噴射量を補正する補正量を算出する燃料補正量算出手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (5件):
F02M 25/08 301
, F02D 45/00 312
, F02D 45/00 364
, F02D 45/00 376
, F02D 45/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭63-295704
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特開昭60-002224
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特開昭61-028002
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