特許
J-GLOBAL ID:200903005433478115
トンネル覆工方法とそれに使用されるコンクリート打設装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-048052
公開番号(公開出願番号):特開平11-247600
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 生コンクリートをセントルの天端部妻側まで確実に充填することが困難であった。【解決手段】妻板4にトンネルの軸方向に対して垂直方向の断面積が空間2の同断面積よりも小さい流出部5を空間2に連通するように設け、流出部5に同流出部5を開閉可能な開閉蓋6を設け、空間2に生コンクリートを注入して生コンクリートを空間2から流出部5に流出させて、空間2の妻側に充填される生コンクリートに、流出部5から流出する生コンクリートを介して圧力がかかるようにすると共に、空間2内に生コンクリートが充填された後に開閉蓋6によって、空間2内の生コンクリートを押し戻すことによって生コンクリートを加圧する。空間2の妻側に妻板4を設け、同妻板4に前記同様の流出部5を設け、流出部5に駆動体7によって回動操作されて前記流出部5を開閉可能であると共に、閉口時に空間2内の生コンクリートを押し戻し可能な開閉蓋6を設けた。
請求項(抜粋):
トンネル(1)の内側にコンクリート打設用の空間(2)を設けて配置したセントル(3)の妻側を、トンネルの軸方向に対して垂直方向の断面積が空間(2)の同断面積よりも小さい流出部(5)を設けた妻板(4)で封止し、セントル(3)に設けられた注入口から、前記空間(2)に生コンクリートを注入してトンネルの内壁面をアーチコンクリートで覆工するトンネル覆工方法において、空間(2)に生コンクリートを注入し、その生コンクリートを空間(2)から流出部(5)に流出させて、空間(2)の妻側に充填される生コンクリートに、流出部(5)から流出する生コンクリートを介して圧力がかかるようにすると共に、空間(2)内に生コンクリートが充填された後に流出部(5)を開閉蓋(6)により閉じて、又は開閉蓋(6)を空間(2)内に押込んで、空間(2)内の生コンクリートを押し戻すことによって、空間(2)内に充填された生コンクリートを加圧することを特徴とするトンネル覆工方法。
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