特許
J-GLOBAL ID:200903005442544724

エンジンの吸・排気系温度算出方法及び同装置並びにエンジン設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-213696
公開番号(公開出願番号):特開平8-074646
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 ガスが流通する管系、例えば排気系について、その各部のガス温度及び管系の温度を、一次元シミュレーションモデルを用いて容易に、しかも精度良く算出することができるようにし、非定常時の温度の計算も可能とする。【構成】 排気系への流入ガスの状態量の演算(ステップS3)と、その演算値を用いた排気系のガスの状態量の演算(ステップS4)と、排気系各部の温度の演算(ステップS5)とを一定の設定時間毎に繰返し行ない、かつ、排気系ガス状態量の演算においては、触媒コンバータの容器モデルを含む一次元シミュレーションモデルを用いてガスの状態量を演算し、上記管系温度演算処理においては、伝熱モデルを用いて管系温度を演算することにより、上記容積部を含む排気系のガス温度及び管系温度を、一次元解析で求める。
請求項(抜粋):
吸気系もしくは排気系のガスが流通する管系及び燃焼室を管モデル、容器モデル等のサブモデルの組合せとしてモデル化し、このモデルに基づいてガスの温度、管系の温度を算出する方法であって、エンジン運転状態の各種パラメータに基づいて上記管系の入口側におけるガスの状態量を演算する管系入口側ガス状態量演算処理と、この管系入口側ガス状態量及び管系の温度に基づいて上記管系内のガスの状態量を演算する管系内ガス状態量演算処理と、この管系内のガスの状態量及び管系の伝熱条件のパラメータに基づいて管系の固体部分の温度を演算する管系温度演算処理とを、上記管系内ガス状態量の演算結果と管系温度の演算結果とを相互に反映させつつ、一定の設定時間毎に繰返し行ない、かつ、上記管系内ガス状態量演算処理においては、上記管系に含まれる放熱容量の大きい容積部を入口側、出口側の2つの容器とその間の絞り及び管とにモデル化して、この容積部のモデルを含む管系の一次元シミュレーションモデルを用いてガスの状態量を演算し、上記管系温度演算処理においては、上記容積部の比熱容量等の固体物性値を加味した伝熱モデルを用いて管系の固体部分の温度を演算することを特徴とするエンジンの吸・排気系温度算出方法。
IPC (2件):
F02D 45/00 360 ,  F02D 45/00

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