特許
J-GLOBAL ID:200903005443993255

表面性状および磁気特性の優れた方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129059
公開番号(公開出願番号):特開平6-336612
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 磁気特性および表面性状の優れた方向性けい素鋼板を工業的に安定して得ることのできる製造方法について提案する。【構成】 インヒビター成分として、少なくともsol Al : 0.010〜0.06%およびN:0.0030〜0.0120%を含有する方向性けい素鋼素材に熱間圧延を施した後、1回ないし中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とし、さらに脱炭焼鈍、次いで焼鈍分離剤を塗布して最終仕上焼鈍を施す一連の工程によって方向性けい素鋼板を製造するに当たり、熱間圧延の仕上圧延開始温度を 1000 〜1180°Cとし、仕上圧延の1パス直後に、鋼板の表層と表面から板厚の1/4 深さの層との温度差が80°C以上となる冷却を施し、さらに脱炭焼鈍における、水素分圧に対する水蒸気分圧の比を0.4 〜0.7 に調整する。
請求項(抜粋):
インヒビター成分として、少なくともsol Al : 0.010〜0.06wt%およびN:0.0030〜0.0120wt%を含有する方向性けい素鋼素材に熱間圧延を施した後、1回ないし中間 焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とし、さらに脱炭焼鈍、次いで焼鈍分離剤を塗布して最終仕上焼鈍を施す一連の工程によって方向性けい素鋼板を製造するに当たり、熱間圧延の仕上圧延開始温度を 1000 〜1180°Cとし、仕上圧延の1パス直後に、鋼板の表層と表面から板厚の1/4 深さの層との温度差が80°C以上となる冷却を施し、さらに脱炭焼鈍における、水素分圧に対する水蒸気分圧の比を0.4 〜0.7 に調整することを特徴とする表面性状および磁気特性の優れた方向性けい素鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06

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