特許
J-GLOBAL ID:200903005445787911

湿分分離加熱器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 重文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-011789
公開番号(公開出願番号):特開平8-285214
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【課題】 ?@ドレン除去性能を向上でき、?A受衝板の早期の損傷を防止できる。【解決手段】 高圧蒸気タービンから導いた低温再熱蒸気を横置円筒状胴体1の下部に設けた低温再熱蒸気入口管2から横置円筒状胴体1内へ流入させる。このとき、低温再熱蒸気を流線形の蒸気案内板16へ衝突させて、掻き混ぜた後、断面U字形の受衝板3へ衝突させて、2方向に分ける。このとき、図4のCに示すように低温再熱蒸気の速度分布を受衝板3寄りで高速の、それとは逆に横置円筒状胴体1の内壁面寄りで低速の流速分布にする。そしてこの低温再熱蒸気を蒸気入口仕切板4に沿い上昇させて、上記受衝板寄りの高速の低温再熱蒸気を点線矢印で示すように断面三角形の蒸気案内板15へ衝突させて、減速し、整流手段(格子状金網)17により低温再熱蒸気の乱流分を少なくして、蒸気分配通路Aに流入させたときには、低温再熱蒸気の速度分布を図4のDに示すように偏差の小さい速度分布にし、横置円筒状胴体1の長手方向に均等に分配して、ドレンセパレータ(湿分分離器)8のドレン除去性能を向上させる。
請求項(抜粋):
横置円筒状胴体内に湿分分離器と加熱管群とを設け、同横置円筒状胴体の下部に低温再熱蒸気入口管を設け、同低温再熱蒸気入口管よりも上方の同横置円筒状胴体内に断面U字形の受衝板を設けた湿分分離加熱器において、前記横置円筒状胴体の中心軸線と略同じ高さ位置に前記受衝板を挟んで胴体長手方向に一対の断面三角形の蒸気案内板を設置し、前記低温再熱蒸気入口管内に流線形の蒸気案内板を設置したことを特徴とする湿分分離加熱器。

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