特許
J-GLOBAL ID:200903005448770475

ブロック共重合体、その製造方法及びゴム組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-086925
公開番号(公開出願番号):特開平9-278844
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 ゴムに配合したときに引張強度や耐摩耗性を損なうことなく発熱特性を十分に改善できるブロック共重合体およびその製造方法、並びに発熱特性、引張強度、耐摩耗性に優れるゴム組成物およびその製造方法を提供すること。【解決手段】 上記ブロック共重合体は、少なくとも一つの芳香族ビニルからなる重合体ブロック(A)と少なくとも一つの共役ジエンまたは共役ジエン及び芳香族ビニルからなる重合体ブロック(B)からなる。このブロック共重合体の製造方法は、炭化水素系溶媒中で有機アルカリ金属と極性化合物の存在下に芳香族ビニルを重合させて重合体ブロック(A)を製造し、ついで、共役ジエンまたは共役ジエンと芳香族ビニルとの混合物を加えてさらに重合させて重合体ブロック(B)を製造することからなる。上記ゴム組成物は、このブロック共重合体と高分子量ゴムを含んでなる。このゴム組成物の製造方法は、上記ブロック共重合体と高分子量ゴムとを溶液状態で混合した後にスチームストリッピングで溶媒を除去することからなる。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの芳香族ビニルからなる重合体ブロック(A)と少なくとも一つの共役ジエンまたは共役ジエン及び芳香族ビニルからなる重合体ブロック(B)とからなる重量平均分子量(Mw)が2,000〜100,000、結合芳香族ビニル量と結合共役ジエン量の重量比が5:95〜95:5、およびオゾン分解法で測定される芳香族ビニルブロックの重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が1.3以下であるブロック共重合体。
IPC (3件):
C08F297/04 MRE ,  C08L 21/00 LBF ,  C08L 53/02 LLY
FI (3件):
C08F297/04 MRE ,  C08L 21/00 LBF ,  C08L 53/02 LLY
引用特許:
審査官引用 (4件)
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