特許
J-GLOBAL ID:200903005452107632

ICカード利用暗号化方法およびシステムおよびICカード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-001255
公開番号(公開出願番号):特開平10-200522
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 第三者によるユーザの暗号鍵の盗難を防止するとともに、復号条件を満たすユーザだけがデータの内容を参照することが可能なようにする。【解決手段】 ICカード内の通常のユーザがアクセスできない記憶領域に、個々のユーザの属性情報を有する暗号鍵を保存し、ICカード内部でデータの暗号・復号を行なう。また、暗号を行なおうとするユーザが指定する復号の許可条件を、暗号化するデータと一緒に暗号化し、その暗号化データを復号した際には、復号しようするユーザの属性が復号したデータに含まれる復号条件を満たすかどうか調べ、満足している場合のみ復号したデータをICカードの外部に出力する。さらに、ICカード内の記憶領域の変更を、ICカードを発行する管理センタが発行するリモート管理命令を管理センタ以外のコンピュータに渡し、管理センタ以外のコンピュータに依頼する。
請求項(抜粋):
暗号化手段を持つICカードを利用したデータの暗号化方法において、予めユーザに配布するICカードには、すべてのICカードに共通の暗号鍵とICカード所有者に付随する個々の属性情報を記憶させておき、ユーザが当該ICカードを用いてデータを暗号化する場合には、ユーザが端末からICカード専用読み書き装置を通して入力を行なう、暗号化したいデータおよび暗号化データを復号するユーザが満たさなければならない属性条件とを、前記ICカード内に予め保存されている前記暗号鍵を用いて暗号化した後、該暗号化データを前記ICカード専用読み書き装置を通して前記端末に出力し、ユーザがICカードを用いて暗号化データを復号する場合には、当該ICカード内に予め保存されている暗号鍵を用いて復号し、予め該ICカード内に保存されている該ユーザの属性情報が、復号データに含まれている復号条件を満たすことを確認した後、復号データに含まれるデータをICカード専用読み書き装置を通してユーザの端末に出力することで元のデータを得ることを特徴とするICカード利用暗号化方法。
IPC (5件):
H04L 9/10 ,  G06K 17/00 ,  G09C 1/00 660 ,  H04L 9/14 ,  H04L 9/36
FI (5件):
H04L 9/00 621 A ,  G06K 17/00 T ,  G09C 1/00 660 A ,  H04L 9/00 641 ,  H04L 9/00 685
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-299116

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