特許
J-GLOBAL ID:200903005454938116

到来方向推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松山 隆夫 ,  鳥居 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-046167
公開番号(公開出願番号):特開2006-234445
出願日: 2005年02月22日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】 CUBA-MUSIC法を用いて高い分解能でコヒーレント波の到来方向を推定可能な到来方向推定装置を提供する。【解決手段】 指向性切換手段20は、制御電圧セットCLV1〜CLV6を円形配列のアンテナ素子1〜6に装荷されたバラクタダイオード11〜16へ順次供給し、アレーアンテナ10の指向性を6個の指向性に順次切換える。アレーアンテナ10は、指向性を切換えながら方位角が0〜90度である範囲から到来する複数のコヒーレントを受信し、方向推定手段30は、アレーアンテナ10によって受信された受信信号ベクトル<y>を0〜90度の範囲で離散フーリエ変換し、更に、空間平均法およびMUSIC法を適用して複数のコヒーレント波の相関を示す相関行列を演算し、その演算した相関行列に固有値分解を施して複数のコヒーレント波の到来方向を推定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
360度の方位角よりも小さい方位角によって定義される所定の範囲から到来する複数のコヒーレント波の到来方向を推定する到来方向推定装置であって、 1本の給電素子と前記1本の給電素子を中心にして円形配列されたN-1(Nは7以上の整数)本の無給電素子とからなるN本のアンテナ素子を含むアレーアンテナと、 前記N-1本の無給電素子に装荷された可変容量素子の少なくとも1つの容量を変え、前記アレーアンテナの指向性を切換える指向性切換手段と、 前記指向性切換手段により前記アレーアンテナの指向性がN-1個の指向性に切換えられたときに前記アレーアンテナによって受信された前記複数のコヒーレント波の受信信号である第1の受信信号を前記所定の範囲に含まれる複数の方向で離散フーリエ変換して前記N-1本の無給電素子を直線配列に変換したときの受信信号である第2の受信信号を演算し、その演算した第2の受信信号に基づいて前記複数のコヒーレント波間の相関を示す相関行列を空間平均法を適用して演算し、その演算した相関行列に固有値分解を施して前記複数のコヒーレント波の到来方向を推定する到来方向推定処理を行う方向推定手段とを備える到来方向推定装置。
IPC (2件):
G01S 3/46 ,  G01S 3/74
FI (2件):
G01S3/46 ,  G01S3/74

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