特許
J-GLOBAL ID:200903005466684934

磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-104984
公開番号(公開出願番号):特開平5-295443
出願日: 1992年04月23日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は電気機器の鉄心に用いられる一方向性電磁鋼板の磁気特性の高位安定化を図ることを目的とする。【構成】 C,Si、酸可溶性Al,N及びS+0.405Se:0.014%以下、Mn:0.05〜0.8%を含有し、残余Fe及び不可避的不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行い、冷延、脱炭焼鈍、最終仕上焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造において、スラブ加熱完了時の固溶Nを0.0045重量%以下とし、脱炭焼鈍完了後、最終仕上焼鈍開始までの一次再結晶粒の平均粒径を制御し、熱延後最終仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に窒化処理を施すことを特徴とし、更には、Sn添加、または、熱延最終3パスの累積圧下率の制御、または、スラブ加熱温度以下の熱延板焼鈍を施すことを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.021〜0.075%、Si:2.5〜4.5%、酸可溶性Al:0.010〜0.060%、N :0.0150%以下、S+0.405Se:0.014%以下、Mn:0.05〜0.8%、残部がFe及び不可避不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行い、次いで圧下率80%以上の最終冷延を含み、必要に応じて中間焼鈍を挟む1回以上の冷延を行い、次いで脱炭焼鈍、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、上記スラブ加熱完了時のスラブ中の固溶Nを0.0045重量%以下とし、脱酸焼鈍完了後、最終仕上焼鈍開始までの一次再結晶粒の平均粒径を18〜30μmとし、熱延後、最終仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に窒化処理を施すことを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16

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