特許
J-GLOBAL ID:200903005470051016

過給機付エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田渕 経雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219250
公開番号(公開出願番号):特開平5-044481
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 レーシング時における主ターボチャージャの過回転を確実に防止する。【構成】 主ターボチャージャ7および副ターボチャージャ8を備えた過給機付エンジンの制御装置において、過給状態検知手段61によって主ターボチャージャ7のみの過給状態が検知され、かつ非連結状態検知手段62によってエンジン1と駆動系との非連結状態が検知された時に、過回転防止指令手段63によってウェストゲートバルブ用電磁弁44のデューティ値をウェストゲートバルブ31が主ターボチャージャ7の過給気と排気ガスの圧力によって容易に開く値に設定する。
請求項(抜粋):
主ターボチャージャと、副ターボチャージャとを備え、前記副ターボチャージャのコンプレッサ下流に吸気通路を開閉する吸気切替弁を設けるとともに、副ターボチャージャのタービン下流または上流に排気通路を開閉する排気切替弁を設け、低吸入空気量域では前記吸気切替弁と排気切替弁を共に閉弁させることにより主ターボチャージャのみを過給作動させ、高吸入空気量域では前記吸気切替弁と排気切替弁とを共に開弁させることにより双方のターボチャージャを過給作動させ、主ターボチャージャのみの過給時には副ターボチャージャの下流に設けられた排気バイパス弁のデューティ制御による開弁制御により過給圧制御を行ない、主ターボチャージャおよび副ターボチャージャの双方による過給時には、ウェストゲートバルブと連結されるダイヤフラムアクチュエータのダイヤフラム室内に導入される過給気をデューティ制御されるウェストゲートバルブ用電磁弁を介して外部にブリードさせることにより前記ウェストゲートバルブの開度を調整し過給圧制御を行なうようにした過給機付エンジンの過給圧制御装置において、前記主ターボチャージャのみの過給状態を検知する過給状態検知手段と、前記エンジンと駆動系との非連結状態を検知する非連結状態検知手段と、前記過給状態検知手段によって主ターボチャージャのみの過給状態が検知され、かつ前記非連結状態検知手段によってエンジンと駆動系との非連結状態が検知された時に、前記ウェストゲートバルブ用電磁弁のデューティ値を前記ウェストゲートバルブが主ターボチャージャの過給気と排気ガスの圧力によって容易に開く値に設定する過回転防止指令手段と、を具備したことを特徴とする過給機付エンジンの制御装置。
IPC (4件):
F02B 37/00 301 ,  F02B 37/12 301 ,  F02B 37/12 ,  F02B 37/12 302

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