特許
J-GLOBAL ID:200903005470997602

改良されたベクトル励起源を有するデジタル音声コーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 進介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048371
公開番号(公開出願番号):特開平8-234799
出願日: 1988年12月29日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【課題】励起コードベクトルからなるコードブックを用いたコード励起線形予測(CELP)音声コーダのための改良された励起ベクトル生成および検索技術を提供する。【解決手段】M基底ベクトルVm(n)の組が励起信号コードワード(i)とともに用いられて、励起ベクトルUi(n)のコードブックを生成する。2M個の可能な励起ベクトルからなるコードブック全体は、M基底ベクトルとともにベクトル和生成技術を用いて効率的に検索される。従来のように、2Mコードベクトルそれ自体の各々を生成し、評価する必要はない。さらに、M基底ベクトルのみをメモリに記憶すればよく、2Mコードベクトル全体を記憶する必要はない。
請求項(抜粋):
入力音声のセグメントに対応する入力ベクトルを提供する入力手段と、1組のY個からなる励起ベクトルに対応する1組のコード語を提供する手段と、励起ベクトルをろ波する手段を含む第1の信号経路と、X<YであるX個の基底ベクトルを提供する手段、前記基底ベクトルをろ波する手段、及び、前記ろ波された基底ベクトルを前記入力ベクトルと比較し、それにより比較信号を提供する手段、を含む第2の信号経路と、前記1組のコード語及び前記比較信号を評価し、かつ前記第1の信号経路を通った場合、前記入力ベクトルに最も類似する単一の励起ベクトルを表わす特定のコード語を提供するコントローラ手段と、前記特定のコード語によって規定される前記基底ベクトルに線形変換を行うことにより前記単一の励起ベクトルを発生する発生器手段と、を具備し、それにより前記1組のY個からなる励起ベクトルの評価が前記Y個からなる励起ベクトルの各々を前記第1の信号経路を通すことなくシュミレートされる音声符号器。
IPC (2件):
G10L 9/18 ,  G10L 9/14
FI (3件):
G10L 9/18 E ,  G10L 9/14 G ,  G10L 9/14 J

前のページに戻る