特許
J-GLOBAL ID:200903005475906567

光ファイバ複合架空地線の腐食防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311449
公開番号(公開出願番号):特開平10-144151
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 光ファイバ複合架空地線(OPGW)の耐張クランプより鉄塔側の部分において,曲げにより笑いが生じ空隙ができた箇所での腐食を確実に防止する。【解決手段】 OPGW1の曲げ箇所に笑いにより,アルミ覆鋼線4とOPユニット3との間に空隙ができる。この空隙に導電性金属粉末30または導電性コンパウンドを充填して空隙をなくすと,塩分を含んだ導電性の水溶液が空隙に溜まって電食の原因となることはない。また,アルミ覆鋼線4とOPユニット3のアルミパイプ2とは,全長に渡って電気的に導通状態、同電位に維持され、不平衡電流に伴う誘導電流がアルミ覆鋼線4とアルミパイプ2との間で流れることがなく,誘導電流によるアルミ覆鋼線およびアルミパイプの電食の発生が確実に防止される。
請求項(抜粋):
アルミパイプ内に光ファイバを収容してなるOPユニットの周囲に複数本のアルミ覆鋼線を撚り合わせてなる光ファイバ複合架空地線を耐張鉄塔に耐張クランプを介して引き留める場合に,前記耐張クランプより鉄塔側の光ファイバ複合架空地線の腐食を防止するための光ファイバ複合架空地線の腐食防止方法であって,前記耐張クランプより鉄塔側の光ファイバ複合架空地線を引き回し配線した後,この鉄塔側の光ファイバ複合架空地線の引き回しに伴う曲げにより前記OPユニットとアルミ覆鋼線との間に形成された空隙に,導電性金属粉末または導電性コンパウンドを充填することを特徴とする光ファイバ複合架空地線の腐食防止方法。
IPC (3件):
H01B 11/22 ,  G02B 6/00 336 ,  H01B 7/28
FI (3件):
H01B 11/22 ,  G02B 6/00 336 ,  H01B 7/28 F

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