特許
J-GLOBAL ID:200903005478563571

パイプライン・プロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-086868
公開番号(公開出願番号):特開平8-339299
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【課題】 パイプラインの乱れをなくすこと。【解決手段】 パイプライン・プロセッサは、カウンタ値を保持するカウンタ部4を備えている。そのカウンタ値は、予告分岐命令により与えられた制御の変更点までの命令数に初期化される。そのカウンタ値はプログラムカウンタ2がインクリメントされるのに同期してデクリメントされる。カウンタ部4は、カウンタ値と所定のしきい値とを比較する。カウンタ部4による比較結果に応じて、逐次命令のアドレスと予告分岐命令の分岐先アドレスとのうちの一方が選択される。
請求項(抜粋):
制御の流れを変更するまでに予告分岐命令の後に続いて実行されるべき少なくとも1つの命令の数を定義する予告分岐命令を実行するパイプライン・プロセッサであって、フェッチすべき命令のアドレスを保持するプログラムカウンタと、該プログラムカウンタによって保持されるアドレスに対応する命令を出力する命令メモリと、該命令メモリから出力された命令をフェッチし保持する命令レジスタと、該命令レジスタによって保持された命令をデコードすることにより、該命令が該予告分岐命令であるか否かを識別する命令デコード部と、カウンタ値を保持し、該カウンタ値と所定のしきい値とを比較するカウンタ部であって、該カウンタ値は該予告分岐命令によって定義された命令数に初期化され、該カウンタ値は該プログラムカウンタがインクリメントされるのに同期してデクリメントされるカウンタ部と、該プログラムカウンタによって保持されるアドレスをインクリメントし、該インクリメントされたアドレスを逐次命令アドレスとして提供する加算器と、該予告分岐命令の分岐先アドレスを提供する分岐先アドレスレジスタと、該カウンタ部の比較結果に応じて、該逐次命令アドレスと該予告分岐命令の分岐先アドレスとのうちの一方を選択するセレクタとを備えたパイプライン・プロセッサ。

前のページに戻る