特許
J-GLOBAL ID:200903005479925310

ポリエチレン樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-127207
公開番号(公開出願番号):特開2003-321583
出願日: 2002年04月26日
公開日(公表日): 2003年11月14日
要約:
【要約】【課題】 剛性、成形加工性、長期クリープ性のバランスに優れた、新規なポリエチレン樹脂組成物を提供する。【解決手段】 (1)極限粘度[η]Aが0.3〜2.0g/dl、密度dAが0.950g/cm3以上であるエチレン単独重合体または共重合体10〜90重量%と、極限粘度[η]Bが1.0〜6.0g/dl、密度dBが0.910〜0.955g/cm3であるエチレン系重合体90〜10重量%から成り、(2)前記、極限粘度が[η]B>[η]A、密度がdA>dBの関係を満たし、(3)密度が0.920〜0.965g/cm3であり、(4)MFRが0.001〜50g/10minであり、(5)破断に至るまでの繰り返し回数(N)と、エチレン系重合体のタイ分子が形成可能な臨界分子量以上の溶出量と全溶出量の比(Pc)がlogN≧17.0Pc-1.00なる関係を満足するポリエチレン樹脂組成物を用いる。
請求項(抜粋):
(1)極限粘度[η]Aが0.3〜2.0g/dl、密度dAが0.950g/cm3以上であるエチレン単独重合体またはエチレンと炭素数3〜20のα-オレフィンとの共重合体(エチレン系重合体Aとする)10〜90重量%と、極限粘度[η]Bが1.0〜6.0g/dl、密度dBが0.910〜0.955g/cm3であるエチレンと炭素数3〜20のα-オレフィンとの共重合体(エチレン系重合体Bとする)90〜10重量%から成り、(2)前記、極限粘度が[η]B>[η]A、密度がdA>dBの関係を満たし、(3)密度が0.920〜0.965g/cm3であり、(4)MFRが0.001〜50g/10minであり、(5)繰り返し引張り疲労試験により、測定温度80°C、印加応力6MPaで測定した場合の破断に至るまでの繰り返し回数(N)と、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)測定により得られる分子量-溶出量の関係において、前記エチレン系重合体Bの密度と融点から算出されるタイ分子が形成可能な臨界分子量(Mc)以上の溶出量と全溶出量の比(Pc)がlogN≧17.0Pc-1.00Pc=(タイ分子が形成可能な臨界分子量(Mc)以上の溶出量)/全溶出量なる関係を満足することを特徴とするポリエチレン樹脂組成物。
Fターム (4件):
4J002BD03W ,  4J002BD05W ,  4J002BD05X ,  4J002GT00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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