特許
J-GLOBAL ID:200903005480502873

スローアウェイ式カッタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-202300
公開番号(公開出願番号):特開平11-028611
出願日: 1997年07月10日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 ボディ剛性及び切屑処理性を低下させることなく、高能率・高精度加工を可能とする多刃ハイレーキ仕様のスローアウェイ式カッタを提供する。【解決手段】 切屑ポケット6を主切屑ポケット6aと副切屑ポケット6bとから構成する。主切屑ポケット6aは工具本体1の軸線に対して所定の角度傾斜して、工具本体1の正面側から斜め上方の背面側に向けて形成する。また、副切屑ポケット6bは工具本体1の軸方向においては前記スローアウェイチップ5の上方に、工具本体1の外周方向においては主切屑ポケット6aに隣接してその回転方向前方に位置するよう形成する。
請求項(抜粋):
円盤状を成す工具本体1の外周側面3には、切屑ポケット6が周方向に間隔を置いて形成され、切屑ポケット6内には工具本体1の正面側と外周側面側に開口するチップ取付け座12が切欠きして形成されて、その底壁面を工具本体1の回転方向に正対する向きに配置し、この底壁面を着座面とする多角形平板状のスローアウェイチップ5が工具本体1の正面側及び外周側面側に突出し状態で、その中央取付け穴14を介して締付ねじ15により着脱自在に装着されようにしたスローアウェイ式カッタにおいて、前記チップ取付け座12に載置される前記スローアウェイチップ5は、そのアキシャルレーキαを10°〜30°の角度に配置され、前記切屑ポケット6は主切屑ポケット6a及び副切屑ポケット6bとから成り、当該主切屑ポケット6aは工具本体1の軸線に対して所定の角度傾斜して、工具本体1の正面側から斜め上方の背面側に向かって直線状に伸びて凹設され、また、当該副切屑ポケット6bは工具本体1の軸方向においては前記スローアウェイチップ5の上方に、工具本体1の外周方向においては前記主切屑ポケット6aに隣接してその回転方向前方に位置して形成されていることを特徴とするスローアウェイ式カッタ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-030638   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • スローアウェイチップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-211592   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • スローアウエイ式フライス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-208958   出願人:ダイジェット工業株式会社, 三菱重工業株式会社

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