特許
J-GLOBAL ID:200903005482625689
高圧発生装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252261
公開番号(公開出願番号):特開平11-098377
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】入力信号の水平偏向周波数の切り換わり時における高圧の上昇を簡単な構成で抑制し、受像機或いはモニターの信頼性向上を図ることができる高圧発生装置を提供すること。【解決手段】水平発振回路6Aに同期/非同期判別回路Q3 を設け、水平同期周波数判別回路からの切換制御信号Sf と、入力ビデオ信号の水平同期信号H.SYNCの周波数が対応(一致)しなくなった時、例えば入力信号が33kモードから31kモードに切り換わった時のような水平発振回路の非同期状態の時に、同期/非同期判別回路Q3 から非同期判別信号を出力し、これにより水平出力回路7内の共振容量を大きくする方向に切り換えることで、第1のスイッチ素子Q1 がオンされて帰線期間が長い状態に設定され、高圧EH が正規の状態より高くなる現象を無くするか或いは軽減できる。
請求項1:
複数の水平同期周波数を有する入力ビデオ信号のそれぞれに対応して、複数の水平偏向周波数で動作するテレビジョン受像機における高圧発生装置であって、入力されるビデオ信号から水平同期信号を分離する同期分離回路と、前記同期分離回路からの水平同期信号を入力し、該水平同期信号の周波数に対応した判別信号を出力する周波数判別回路と、前記周波数判別回路からの判別信号にてフリーラン周波数の切換えが可能な発振器と、切り換えられたフリーラン周波数を前記同期分離回路から入力される水平同期信号に一致させるAFC回路とを備えた水平発振回路と、水平出力トランジスタと、ダンパーダイオードと、共振コンデンサと、水平偏向コイルを少なくとも含んで構成され、前記水平発振回路から水平ドライブパルスが供給され、水平偏向用鋸歯状波電流を生成して水平偏向コイルに供給する水平出力回路であって、前記周波数判別回路からの判別信号に応じて少なくとも共振コンデンサの容量切換えを行い、水平偏向周波数の違いに応じた帰線期間を設定し高圧変化を軽減する機能を備えた水平出力回路と、前記水平出力回路からの帰線パルスを昇圧整流して、陰極線管アノードへの高圧を生成する高圧発生回路と、前記水平発振回路が、入力された水平同期信号に同期して動作しているか否かを判別し、同期していないことを判別した場合には、その非同期判別信号にて前記水平出力回路の共振コンデンサの容量を等価的に大きくする方向に切り換えるための同期/非同期判別回路とを具備したことを特徴とする高圧発生装置。
IPC (5件):
H04N 3/18
, G09G 1/00
, G09G 1/16
, H04N 3/16
, H04N 3/27
FI (5件):
H04N 3/18 C
, G09G 1/00 W
, G09G 1/16 M
, H04N 3/16 H
, H04N 3/27
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