特許
J-GLOBAL ID:200903005486874098

2段圧縮形回転式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-237328
公開番号(公開出願番号):特開平6-081786
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】本発明は、圧縮機構部の形態に適応するクリアランス設定により、より小さな吐出容積で、体積効率と圧縮効率を向上させて、大きな冷凍能力を得られる2段圧縮形回転式圧縮機を提供する。【構成】外部から低圧のガスを吸込んで圧縮する低段側圧縮部Mと、この低段側圧縮部で圧縮され、中間圧に昇圧したガスを高圧化して、一旦、密閉ケース10内に吐出し、密閉ケース内圧力を高段側吐出圧力と略同等の高圧圧力となす高段側圧縮部Hからなり、低段側圧縮部Mにおける構成部品相互の嵌合クリアランスを、高段側圧縮部Hにおける構成部品相互の嵌合クリアランスよりも小さく設定したから、密閉ケース内の高圧ガスが、圧力差の大きい低圧側圧縮部のシリンダ室にリーク侵入しようとしても、これを有効に規制する。
請求項(抜粋):
密閉ケースと、この密閉ケース内に収容される電動機部および、この電動機部によって同時に駆動される2つのシリンダを有し、それぞれのシリンダ内でローラを偏心回転させるとともにブレードによってシリンダ内を仕切って、ガスを吸込み圧縮して吐出する圧縮機構部とを具備し、上記圧縮機構部は、外部から低圧のガスを吸込んで圧縮する低段側圧縮部と、この低段側圧縮部で圧縮されて、中間圧に昇圧したガスを吸込んで圧縮し、高圧化して、一旦、上記密閉ケース内に吐出し、密閉ケース内圧力を高段側吐出圧力と略同等の高圧圧力となす高段側圧縮部とからなり、上記低段側圧縮部における構成部品相互の嵌合クリアランスを、上記高段側圧縮部における構成部品相互の嵌合クリアランスよりも小さく設定したことを特徴とする2段圧縮形回転式圧縮機。
IPC (3件):
F04C 23/00 ,  F04C 18/356 ,  F04C 29/02 351

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