特許
J-GLOBAL ID:200903005488873838

固体レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-048995
公開番号(公開出願番号):特開平8-222785
出願日: 1995年02月14日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 半導体レーザ光の出力を安定化させると共に波長を一定にすることにより、半導体レーザの劣化等による状態変化に依存しない出力の安定な全固体レーザを提供する。【構成】 一対の共振器にミラー半導体レーザから供給された励起光を、レーザ媒質で受光して第2のレーザ光を発するようにし、レーザ媒質に於ける半導体レーザの反対側には励起光を反射し、かつ第2のレーザ光を反射しないダイクロイックコーティングが施された固体レーザ装置に於て、ダイクロイックコーティングからの反射光の一部を取り出し、これを受光してその強度が最低となるように冷却・加熱素子により半導体レーザの温度制御を行うことにより励起光の波長を制御するで、半導体レーザの出力を安定化させると共に波長を固体レーザ媒質の吸収ピークに一致可能となるため、安定性が高く、高効率なレーザ出力を得ることができる。
請求項(抜粋):
励起光として第1のレーザ光を発する半導体レーザと、一対の共振器ミラーと、前記第1のレーザ光を受光して第2のレーザ光を発するレーザ媒質とを有し、前記レーザ媒質に於ける半導体レーザの反対側に前記第1のレーザ光に対する反射膜として機能し、かつ前記第2のレーザ光に対して無反射膜として機能するダイクロイックコーティングが施された固体レーザ装置に於て、前記半導体レーザを冷却・加熱するための冷却・加熱素子と、前記ダイクロイックコーティングからの反射光の一部を取り出すためのビームスプリッタと、取り出された反射光を受光してその強度を検出する受光器と、前記受光器からの出力が最低となるように前記冷却・加熱素子の温度制御を行うことにより第1のレーザ光の波長を制御する回路とを有することを特徴とする固体レーザ装置。
IPC (4件):
H01S 3/094 ,  H01S 3/043 ,  H01S 3/085 ,  H01S 3/18
FI (4件):
H01S 3/094 S ,  H01S 3/18 ,  H01S 3/04 S ,  H01S 3/08 S

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