特許
J-GLOBAL ID:200903005508065032

有機EL素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-069461
公開番号(公開出願番号):特開平8-264278
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 発光しきい値電圧を低くし、かつ輝度低下の少ない有機薄膜EL素子を提供する。【構成】 有機EL素子は、ガラス基板1上に順次陽極2、トリフェニルアミン2量体からなる正孔輸送層3、発光材アルミキノリノール錯体からなる発光層4、2層構造からなる陰極6a6bが積層され形成される。陰極6aはユウロピウム(Eu)からなり、陰極6bはアルミニウム(Al)からなる。ユウロピウムは、発光層4との密着強度が強いので、有機EL素子の発光寿命を向上させるが、仕事関数がかなり低くため、酸化し易い。そこで、陰極6a上に仕事関数が高く酸化しにくいアルミニウムを積層し、陰極6aの酸化防止保護膜としても陰極6bを機能させる。
請求項(抜粋):
ガラス基板上に陽極、有機化合物からなる正孔輸送層、有機化合物からなる発光層、陰極の順に積層された有機EL素子において、前記陰極は、仕事関数の低い金属から選ばれる少なくとも1種の金属と仕事関数の高い金属から選ばれる少なくとも1種の金属とからなることを特徴とする有機EL素子。
IPC (2件):
H05B 33/14 ,  C09K 11/06
FI (2件):
H05B 33/14 ,  C09K 11/06 Z

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