特許
J-GLOBAL ID:200903005509618809

微小スパングル溶融亜鉛合金めっき鋼板と製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194001
公開番号(公開出願番号):特開平11-036057
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 従来の設備をそのまま利用し、加工性や耐食性を劣化させずに、微細スパングルの意匠性に優れた溶融Zn-Al合金めっき鋼板を得る。【解決手段】 めっき皮膜組成をAl:40〜70wt%、Si: 0.5〜2.0 wt%、残部Znからなるものとし、めっき-鋼板界面に存在する合金層を除いた領域のめっき皮膜のSi濃度が1wt%以下であってめっき皮膜のSi濃度よりも低く、かつめっき皮膜表面の平均スパングル径が0.7 mm以下とする。低炭素または極低炭素Alキルド鋼を特定条件下で熱間圧延および冷間圧延して得た冷延鋼板を、650 〜690 °Cで前焼鈍し、上記組成のめっき浴で溶融めっきを施し、通常の冷却により製造することができる。
請求項(抜粋):
Al:40〜70wt%、Si:0.5 〜2.0 wt%、残部Znからなる平均めっき皮膜組成を有する溶融Zn-Al系合金めっき鋼板であって、めっき-鋼板界面に存在する合金層を除いた領域のめっき皮膜のSi濃度が1wt%以下であって、前記平均めっき皮膜組成のSi濃度より低く、かつめっき皮膜表面の平均スパングル径が0.7mm 以下であることを特徴とする微小スパングルを有する溶融Zn-Al系合金めっき鋼板。

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