特許
J-GLOBAL ID:200903005510638651

シールド発進方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-149956
公開番号(公開出願番号):特開平9-303081
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 発進立坑の内空断面を小さくすることができ、シールド機を経済的に発進させ得るシールド発進方法を提供する。【解決手段】 発進部4を有する発進立坑1内に、シールド機10のカッタ部11と前胴部12とシールドジャッキ14とを投入して組み立て、ついで発進立坑1内にシールド機の後胴部を投入して前胴部12側に連結し、その後発進立坑内に多段押し込みジャッキと、簡易な反力受けとを投入して組み立て、シールド機10を押し込み、その後多段押し込みジャッキ18を伸長させ、かつカッタ部12により発進部4を切削し、発進部4から地山Gへシールド機10を貫入させ、多段押し込みジャッキ18をフルストロークに伸長させた状態で、シールド機10の後方に正規の反力受けおよび仮組みセグメントを組み立て、シールド機10内のシールドジャッキ14を張って地山Gの反力を受け、多段押し込みジャッキを撤去する。
請求項(抜粋):
側壁2の一部分に発進部4を有する発進立坑1内に、シールド機10のカッタ部11と、前胴部12と、シールドジャッキ14とを投入して組み立て、ついで発進立坑1内にシールド機10の後胴部15を投入し、前記前胴部12側に連結し、その後発進立坑1内に複数基の多段押し込みジャッキ18と、H形鋼製等の反力受け材19とを投入して組み立て、前記反力受け材19に多段押し込みジャッキ18の反力を支持してシールド機10を押し込み、シールド機10のカッタ部11により発進部4を切削し、シールド機10の後方にスクリューコンベア投入,組み立て用のスペースを形成し、この状態で発進立坑1内にスクリューコンベア17を投入してシールド機10内に取り付け、その後多段押し込みジャッキ18を伸長させ、かつカッタ部11により発進部4を切削し、発進部4から地山Gへシールド機10を貫入させ、多段押し込みジャッキ18をフルストロークに伸長させた状態で、シールド機10の後方に反力受け材21および仮組みセグメント22を組み立て、シールド機10内のシールドジャッキ14を張って地山Gの反力を受け、この状態で多段押し込みジャッキ18を縮小させた後、その多段押し込みジャッキ18を撤去することを特徴とするシールド発進方法。

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