特許
J-GLOBAL ID:200903005513669132

マルチプロトコル中継方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030439
公開番号(公開出願番号):特開平8-223207
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】ルーティングテーブルエントリを各ルーティングテーブル管理機構が共通資源として使用し、データメモリの使用率を上げる。【構成】中継装置1において、1つのデータメモリ5に固定長のルーティングテーブルエントリ8を割り当てることにより、各ルーティングテーブル管理機構6でルーティングテーブルエントリ8を共通資源として使用することを可能とし、使用しないプロトコル処理機構4に関するデータメモリ5を不要とすることにより、データメモリ5の使用率の向上を可能とした。更にルーティングテーブルエントリ8を固定長とし、使用頻度及びエントリの大きさに応じて、エントリを複数個に分割してチェインしたエントリを作ることよりデータメモリ8の使用率の向上を可能とする。また各ルーティングテーブル管理機構6でルーティングテーブルエントリ8を共通資源として使用することにより、新たなプロトコルのサポートにおいてデータメモリ5の追加を不要とすることを可能とする。
請求項(抜粋):
複数のネットワークと接続し、接続したネットワーク間のフレームを中継する装置(以下中継装置と称す)において、前記ネットワークから複数のプロトコルのフレームを受信し各プロトコル処理機構に引き渡し、更に各プロトコル処理機構からのフレームの送信を行うフレーム送受信機構と、フレーム送受信機構からプロトコル管理フレームを受けるとフレームの中継経路を表すデータベースであるルーティングテーブルエントリの登録或いは削除を行い、またプロトコル管理フレーム以外のフレームを受けるとルーティングテーブルエントリの検索を行いフレームを中継するために、中継すべき該当ネットワークのフレーム送受信機構にフレームを送信するプロトコル処理機構と、プロトコル処理機構からのルーティングテーブルエントリの登録或いは削除の要求に従いルーティングテーブルエントリの割当て或いは開放を行う空きルーティングテーブルエントリ管理機構と、各プロトコル毎にルーティングテーブルエントリを持ちプロトコル処理機構からの検索の問合せに応答するルーティングテーブル管理機構と、nバイトからなる固定長(nは1以上の整数)のルーティングテーブルエントリを割り当てたメモリブロックを複数個有し、ルーティングテーブルエントリとしてのデータがnバイト以下のプロトコルに対しては、ルーティングテーブルエントリ1個に対して1個のメモリブロックを割当て、ルーティングテーブルエントリとしてのデータがnバイトより大きいプロトコルに対しては、2ブロックのメモリブロックを割り当てるメモリチェイン制御手段を前記ルーティングテーブル管理機構に設けたことを特徴とするマルチプロトコル中継方式。
IPC (3件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/28 ,  H04L 12/00
FI (2件):
H04L 11/00 310 C ,  H04L 11/00

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