特許
J-GLOBAL ID:200903005519905547

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309999
公開番号(公開出願番号):特開平6-159265
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】製造・組付け工程を複雑化することなく、万一の事態時にも両渦巻体の破損を生じることのないようにする。【構成・作用】カウンタウェイト35はスライドキー34を突出させて駆動軸33の大径部内端33aに相対移動不能に嵌合され、スライドキー34には偏心量Rを増加する方向には有限にかつ偏心量Rを減少する方向には無限に摺動可能に駆動ブッシュ36が嵌合されている。カウンタウェイト35が独立した構成部品であるため、製造・組付けが容易である。また、駆動ブッシュ36が調整直線摺動しても、カウンタウェイト35は駆動ブッシュ36に付随して移動することはない。過大な荷重が駆動ブッシュ36に作用する万一の事態時、両渦巻体23、42の衝突を確実に回避する。
請求項(抜粋):
固定スクロールと、該固定スクロールと噛合することにより圧縮室を形成する可動スクロールと、軸受を介して回転自在に支承された駆動軸と、自転防止機構との協働により軸受を介して該可動スクロールを公転のみ可能に支承する駆動ブッシュと、該可動スクロールの動的不均衡を吸収するカウンタウェイトとを含み、該可動スクロールの公転運動によって該圧縮室が冷媒ガスを吸入するとともに該冷媒ガスの圧力を高めて吐出するスクロール型圧縮機であって、前記駆動軸の大径部内端には偏心し、かつ反回転方向に傾斜したキー軸線を有するスライドキーが突設され、前記カウンタウェイトは該スライドキーを突出させて該駆動軸の大径部内端に相対移動不能に嵌合され、該スライドキーには該カウンタウェイトに対して相対回動不能かつ該キー軸線方向に相対移動可能に前記駆動ブッシュが嵌合されていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 23/02

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