特許
J-GLOBAL ID:200903005520752169

プラスチック成形品の成形方法および成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-348413
公開番号(公開出願番号):特開平11-179764
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高価な温度制御装置を使用することなしに、肉厚分布が異なる偏肉な成形品の冷却時に成形品各部の収縮を均一化することができるようにして、成形品の形状精度が悪化したり光学歪みが発生するのを防止することができるプラスチック成形品の成形方法および成形金型を提供するものである。【解決手段】 金型1、2の表面に合成樹脂フィルム17を設け、このフィルム17の色や厚みを調整し、キャビティ5内の樹脂9の体積が大きい中央部分に対向する金型1、2の表面の熱放射率が、キャビティ5内の樹脂9の体積が小さい両側部分に対向する金型1、2の表面の熱放射率よりも大きくなるように熱放射率を設定する。
請求項(抜粋):
内周面に鏡面を有するキャビティが画成された一対の成形金型をガラス転移点以上に加熱して前記キャビティ内に溶融樹脂を射出充填し、次いで、溶融樹脂を熱変形温度以下に冷却するようにして前記鏡面を樹脂に転写させるようにしたプラスチック成形品の成形方法において、前記溶融樹脂の冷却時に、前記成形金型表面の熱放射率をキャビティ内の樹脂の体積に応じて部分的に変化させるようにしたことを特徴とするプラスチック成形品の成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/37 ,  B29C 33/02 ,  B29C 45/73
FI (3件):
B29C 45/37 ,  B29C 33/02 ,  B29C 45/73

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