特許
J-GLOBAL ID:200903005527443480
超音波ドプラ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-192708
公開番号(公開出願番号):特開平6-007352
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 2方向ドプラモードの超音波ドプラ装置において、2方向のビームライン上での各サンプル点の深度が互いに異なる場合でも血流の検出限界速度を高める。【構成】 コントロール回路8と超音波送受信部2との間にタイミング信号発生回路9を設け、このタイミング信号発生回路9で2系統のドプラ検出部4a,4bに対し設定した各方向のビームラインB1,B2上のサンプル点S1,S2の各深度に応じて超音波の送受信周期を変化させる。これにより、超音波の繰り返し周波数を上記2方向のサンプル点S1,S2の深度に応じて最適状態に設定することができ、2方向のビームラインB1,B2を1組とした送信周期を最小限のものに設定して、血流の検出限界速度を高めることができる。
請求項(抜粋):
超音波を送受信する探触子と、この探触子を制御して超音波を打ち出すと共にその反射波を受信してエコー信号を得る超音波送受信部と、この超音波送受信部で得たエコー信号から血流によりドプラ偏移を受けた成分を取り出す復調回路と、この復調回路で取り出されたドプラ偏移成分からドプラ信号を2方向のビームライン上で検出する2系統のドプラ検出部と、これらのドプラ検出部に対し各ビームライン上の任意の深度にサンプル点を設定するためのゲートパルス発生手段と、上記ドプラ検出部で検出された二つのドプラ信号を時系列に周波数分析し各周波数成分の輝度レベルを算出する周波数分析部と、この周波数分析部からの分析データを血流波形として表示する表示部とを有して成る超音波ドプラ装置において、上記2系統のドプラ検出部に対し設定した各方向のビームライン上のサンプル点の各深度に応じて超音波の送受信周期を変化させる手段を設けたことを特徴とする超音波ドプラ装置。
IPC (3件):
A61B 8/06
, G01P 5/00
, G01P 13/00
引用特許:
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