特許
J-GLOBAL ID:200903005529136584

核酸分析法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-527122
公開番号(公開出願番号):特表2002-515738
出願日: 1997年01月22日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】本発明は、2つ又はそれ以上の試料間の核酸存在量(例えば発現レベル)の差異を確認するための簡易方法を提供する。本方法は、多数(例えば、1,000以上)の任意に選択された異なるオリゴヌクレオチドプローブを含有し、各々の異なるプローブの配列及び位置が公知であるアレイを提供することを包含する。2つ又はそれ以上の試料からの核酸試料(例えば、mRNA)をプローブアレイとハイブリダイズさせて、ハイブリダイゼーションのパターンを検出する。試料間のハイブリダイゼーションパターンの差異は、それらの試料間の種々の遺伝子の発現の差異を示す。本発明はさらに、核酸の末端標識方法を提供する。一実施態様では、本方法は核酸を提供し、標識化オリゴヌクレオチドを提供し、次にオリゴヌクレオチドを核酸と酵素的に結紮することを包含する。したがって、例えば核酸がRNAである場合、標識化オリゴヌクレオチドはRNAリガーゼを用いて結紮し得る。別の実施態様では、末端標識は、核酸を提供し、標識化ヌクレオシドトリホスフェートを提供し、そしてターミナルトランスフェラーゼを用いてヌクレオシドトリホスフェートを核酸に付着させることにより成し遂げ得る。
請求項(抜粋):
2つ又はそれ以上の核酸試料間の核酸レベルの差異の確認方法であって、 (a)表面に付加されたプローブオリゴヌクレオチドを包含する1つ又はそれ以上のオリゴヌクレオチドアレイを提供し; (b)上記核酸試料を上記の1つ又はそれ以上のアレイとハイブリダイズして、上記核酸試料中の核酸と上記の核酸又はその部分列と相補的である上記の1つ又はそれ以上のアレイ中のプローブオリゴヌクレオチドとの間にハイブリッド二重鎖を形成し; (c)上記の1つ又はそれ以上のアレイを核酸リガーゼと接触させ;そして (d)ハイブリダイゼーションの上記差異が上記核酸レベルの差異を示す上記核酸試料間のハイブリダイゼーションの差異を確定する;工程を含んで成る方法。
IPC (5件):
C12Q 1/68 ,  C07H 19/052 ,  C07H 19/12 ,  G01N 37/00 102 ,  G06F 17/30 170
FI (5件):
C12Q 1/68 A ,  C07H 19/052 ,  C07H 19/12 ,  G01N 37/00 102 ,  G06F 17/30 170 F
引用文献:
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