特許
J-GLOBAL ID:200903005530376548

治療的な脈管形成因子およびその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-544346
公開番号(公開出願番号):特表2002-512200
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】脈管形成が必要とされるヒトまたは動物において、脈管形成を刺激するための方法を提供する。薬学的に受容可能なキャリア中に脈管形成因子を含む組成物もまた提供する。1つの実施態様において、本発明の方法は、ヒトまたは他の動物に、治療的に有効な量の脈管形成因子(例えば、プレイオトロフィンタンパク質またはミッドカインタンパク質)を薬学的に受容可能なキャリアにおいて投与する工程を包含する。このキャリアは、1つの実施態様において、脈管形成因子の制御放出を可能にする制御放出マトリックス(例えば、ポリマー)を含む。このポリマーは、生分解性および/または生体侵食性かつ好ましくは生体適合性であり得る。制御放出のために使用され得るポリマーとしては、例えば、ポリ(エステル)、ポリ(無水物)、およびポリ(アミノ酸)が挙げられる。例示的なポリマーとしては、絹エラスチンポリ(アミノ酸)ブロックコポリマーおよびポリ-ラクチド-co-グリコリドが挙げられる。さらなる実施態様において、脈管形成因子は、リポソーム(例えば、異種小胞リポソーム)を含むキャリア中に提供され得る。リポソームのようなキャリアは、このキャリアを身体において予め選択された部位に標的化し得る、標的化リガンドと共に提供される。脈管形成因子は、脈管系、例えば、心臓血管系、または末梢脈管系に投与され得る。好ましい実施態様において、脈管形成因子は、プレイオトロフィンタンパク質またはミッドカインタンパク質である。別の実施態様において、プレイオトロフィンタンパク質またはミッドカインタンパク質の生成をコードする、治療的に有効な量の遺伝子移入ベクターを、薬学的に受容可能なキャリア中で投与する工程を包含する、ヒトまたは動物において脈管形成を刺激するための方法を提供する。この遺伝子移入ベクターは、例えば、裸のDNAまたはウイルスベクターであり得、そしてこれは、例えば、リポソームと組み合わせて投与され得る。
請求項(抜粋):
脈管形成が必要とされる、ヒトまたは動物における脈管形成を刺激するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量のプレイオトロフィン分子またはミッドカイン分子を、薬学的に受容可能なキャリア中で、該ヒトまたは他の動物に投与する工程を包含する、方法。
IPC (9件):
A61K 38/00 ,  A61K 9/127 ,  A61K 48/00 ,  A61P 9/00 ,  A61P 17/02 ,  A61P 19/00 ,  A61P 25/28 ,  A61P 43/00 111 ,  A61K 35/76
FI (9件):
A61K 9/127 ,  A61K 48/00 ,  A61P 9/00 ,  A61P 17/02 ,  A61P 19/00 ,  A61P 25/28 ,  A61P 43/00 111 ,  A61K 35/76 ,  A61K 37/02
Fターム (42件):
4C076AA19 ,  4C076AA95 ,  4C076BB31 ,  4C076CC01 ,  4C076CC11 ,  4C076CC16 ,  4C076CC18 ,  4C076CC21 ,  4C076EE24 ,  4C076EE30 ,  4C076EE41 ,  4C076EE49 ,  4C076FF31 ,  4C084AA02 ,  4C084AA13 ,  4C084BA03 ,  4C084CA18 ,  4C084CA53 ,  4C084DC50 ,  4C084MA24 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA022 ,  4C084ZA152 ,  4C084ZA362 ,  4C084ZA402 ,  4C084ZA892 ,  4C084ZA962 ,  4C084ZA972 ,  4C084ZC352 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BC83 ,  4C087MA24 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA02 ,  4C087ZA15 ,  4C087ZA36 ,  4C087ZA40 ,  4C087ZA89 ,  4C087ZA96 ,  4C087ZA97 ,  4C087ZC35

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