特許
J-GLOBAL ID:200903005536784885

シングルレバーにおけるクリック機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-170030
公開番号(公開出願番号):特開平8-014422
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 吐出量の調整が容易でウォータハンマを発生させることのないシングルレバーにおけるクリック機構を提供すること。【構成】カートリッジ2のケース体2aに固定された固定弁体3と、可動弁体4と、可動弁体4上に上載されたディスクガイド5と、レバー6と、ハンドル7を本体1に対して上下(Aで示す矢印の方向)に旋回させるとレバー6の回動により可動弁体4が移動し、前記水、湯、あるいは湯水混合水の吐水・止水状態を切換え、レバー6はその中間部がディスクガイド5に設けられたピン軸48に回動自在に枢支され、ディスクガイド5の上面5a,5bと、その上面5a,5bと対応するレバー6側のクリック部分8とには、ハンドル7の上下旋回作動時にレバー6の回動動作を段階的に調整するための、係脱自在な複数の凹凸係合を有するクリック機構が設けられている。
請求項(抜粋):
湯導入口、水導入口および湯水混合水吐出口を有する湯水混合栓本体内に設けられたカートリッジのケース体の底部に水密状態に固定された固定弁体に、湯水の混合割合を調整するための可動弁体が水密状態で摺動自在に上載され、その可動弁体には、前記固定弁体の湯用弁孔、水用弁孔から導入した湯水を混合水用弁孔に回流させるための内部流路が形成されるとともに、その可動弁体上にディスクガイドが上載され、更に、前記湯水混合栓本体の上部に上端を突出させたレバーの下端が前記可動弁体と連動され、このレバーの前記上端に取り付けられたハンドルを前記湯水混合栓本体に対して左右に旋回させるとレバーとともに旋回する前記ディスクガイドにより可動弁体が回転し、この旋回操作に応じて水、湯、あるいは湯水混合水が、前記内部流路内に流入し、前記混合水用弁孔を介して前記水、湯、あるいは湯水混合水が前記湯水混合水吐出口を通って吐出する一方、前記ハンドルを前記湯水混合栓本体に対して上下に旋回させると前記レバーの回動により前記可動弁体が移動し、前記水、湯、あるいは湯水混合水の吐水・止水状態を切換え、前記レバーはその中間部が前記ディスクガイドに設けられたピン軸に回動自在に枢支され、前記ディスクガイドの上面と、その上面と対応する前記レバー側のクリック部分とには、前記ハンドルの上下旋回作動時に前記レバーの回動動作を段階的に調整するための、係脱自在な複数の凹凸係合を有するクリック機構が設けられていることを特徴とするシングルレバーにおけるクリック機構。
IPC (3件):
F16K 11/078 ,  F16K 35/06 ,  F16K 47/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-086971

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