特許
J-GLOBAL ID:200903005537448773

受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-238134
公開番号(公開出願番号):特開平9-083399
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【構成】外部から制御可能な信号発生手段3と、温度検出手段8と、記憶手段9と、制御手段7とを具備し、ミキサ2の出力信号の中心周波数とフィルタ4の中心周波数とが一致する信号発生手段3の設定値を周囲温度条件に応じて記憶手段9に記憶する。受信時には温度検出手段8により検出された温度条件に応じた信号発生手段3の設定を記憶手段9より読み出し、この設定値で信号発生手段3の設定を行うように制御する。【効果】周囲温度の変化によらずミキサの出力信号の中心周波数がフィルタの中心周波数と一致させることができ、受信時のビット誤り率の劣化を抑えることができる。
請求項(抜粋):
受信信号を増幅、帯域制限あるいは周波数変換する機能を有するフロントエンドと、外部より発振周波数が設定可能な機能を有する信号発生手段と、前記フロントエンドの出力信号と前記信号発生手段の出力信号とを入力し周波数変換を行う機能を有するミキサと、前記ミキサの出力信号を帯域制限する機能を有するフィルタと、前記フィルタの出力信号を増幅する機能を有する増幅器と、前記増幅器の出力信号を入力し復調する機能を有する復調手段と、周囲の温度を検出する機能を有する温度検出手段と、前記信号発生手段の設定値を記憶する機能を有する記憶手段と、前記信号発生手段の設定を行う機能を有する制御手段とを含む受信機において、前記制御手段が、前記ミキサの出力信号の中心周波数と前記フィルタの中心周波数とが一致する前記信号発生手段の発振周波数設定値を周囲温度に応じて前記記憶手段に記憶し、受信時に前記温度検出手段により検出された周囲温度に応じて前記信号発生手段の発振周波数設定値を前記記憶手段より読みだし、前記設定値を用いて前記信号発生手段の発振周波数を設定するよう制御することにより周囲温度の変化によらず前記ミキサの出力信号の中心周波数が前記フィルタの中心周波数と一致するようにすることを特徴とする受信機。

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