特許
J-GLOBAL ID:200903005541434183

不正開閉防止機能付ケース

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315709
公開番号(公開出願番号):特開平9-128099
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【目的】 ケース内部の情報の不正書換え等を確実に防止するとともに、ケースの製造コストを節減する。【構成】 図示しないケースの本体と蓋体とにそれぞれ固定されたソケット10とプラグ11とは、両者間に薄い導体板で形成された導電部材12が製造コストの安価なインサート成形で固定されている。導電部材12は図示しない基板に配線されていて、ケースの蓋体を開くような不正行為によって切断され、回路を絶って不正行為を行わさせない。導電部材12には4箇所の狭幅部12eが形成され、この部分はプラグ11の段差部11a上に載っており、蓋体を開くとプラグ11がソケット10から引き抜かれるので段差部11aは導電部材12の切断を確実なものとする。また、再度プラグ11を戻そうとしても、プラグ11の大径部11bが切断部分を変形させるので、回路が再度接続されることがなく、不正行為防止が確実である。
請求項(抜粋):
ケースを構成する本体と蓋体と、前記本体に固定したプラグまたはソケットと、前記蓋体に固定したソケットまたはプラグと、ケースが閉じられた状態で相互に嵌合した前記プラグとソケットとの両者間に緊張して架装された導電部材とからなり、ケースを開く操作によりプラグとソケットとが嵌合解除方向に離間することによって前記導電部材が切断されるように構成したケースにおいて、前記プラグには、その先端寄りのソケットへの嵌入範囲内に、段差部を有する大径部を設け、前記導電部材は前記段差部上に載置して配置するとともに、導電部材の架装部分には前記大径部周縁部において狭幅部を形成し、ケースを開く動作により前記導電部材の狭幅部が前記段差部に引張されて切断されることを特徴とする不正開閉防止機能付ケース
IPC (2件):
G06F 1/16 ,  H05K 5/00
FI (2件):
G06F 1/00 312 S ,  H05K 5/00 A

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