特許
J-GLOBAL ID:200903005542900188

中波ラジオ放送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255101
公開番号(公開出願番号):特開平10-107749
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 主局が放送中にも、従局が複数ある場合にも、正確に音声信号位相が同期できる、中波ラジオ同期放送システムの中波ラジオ放送システムを得る。【解決手段】 A局(主局)側で音声放送プログラム(音声信号)1にパイロット信号を多重し、例えば公衆電話回線12-1を通じて、B局(従局;サテライト局)側へ伝送する。同時に別の公衆電話回線12-2を通じて、音声信号をA局側へ送り返し、送り返された音声信号5-2と元の音声信号5-1とを、パイロット信号について位相比較し、制御処理ユニット9を介して、B局側の音声遅延ユニット11-2を制御する。
請求項(抜粋):
中波ラジオ放送局である主局の放送音声信号にパイロット信号を重畳し、第一の音声信号として第一の伝送路を通じて従局へ送って、前記従局が前記パイロット信号を基に前記主局と同一の搬送波を発生し、前記従局が前記主局と同一の搬送波を、前記第一の伝送路を通じて得た前記第一の音声信号から前記パイロット信号を除いた信号で変調して放送する中波ラジオ同期放送システムであって、前記主局の送信機の入力部に挿入され前記放送音声信号に固定の遅延を与える第一の遅延手段と、前記従局の送信機の入力部に挿入され前記放送音声信号に可変の遅延を与える第二の遅延手段と、前記従局において前記第一の伝送路を通じて得た前記第一の音声信号を第二の伝送路を通じて前記主局側に第二の音声信号として送り返す手段と、前記主局側で前記第一及び第二の音声信号を位相比較して前記第一の伝送路による前記第一の音声信号の遅延量を測定して前記第二の遅延手段を制御する音声信号遅延制御手段とを含むことを特徴とする中波ラジオ放送システム。

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