特許
J-GLOBAL ID:200903005544008401

燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049911
公開番号(公開出願番号):特開平10-227410
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 着火性能に優れ、着火時の未燃焼に伴う排気ガスの排出を抑制できるとともに、低コストで、実用性の高い燃焼装置を実現する。【解決手段】 触媒体5を有する燃焼筒4に炭化水素燃料と空気とを含む混合気体を供給して該混合気体を燃焼させる燃焼装置において、触媒体5を着火触媒を担持した着火層51と、着火層51の下流に位置し燃焼触媒を担持した燃焼層52とに区分けする。着火触媒は、その担持量を多くして低温活性化を図るとともに、触媒担持量が多い領域で触媒活性温度が低いPt-Rh系触媒材料にて構成することで、さらに活性温度を低下させる。定常燃焼用の燃焼触媒は、その担持量を燃焼が維持できる程度に少なくすることで、コストの上昇を抑制し、かつ触媒担持量が少ない領域で触媒活性温度が低いPd系触媒材料にて構成することで、触媒活性を向上させて、排気ガスの放出を最小限とする。
請求項(抜粋):
触媒体を有する燃焼器に炭化水素燃料と空気とを含む混合気体を供給して該混合気体を燃焼させる燃焼装置において、上記触媒体を、上記混合気体を着火させる着火触媒を担持した着火層と、該着火層の下流に位置し上記混合気体の燃焼を維持する燃焼触媒を担持した燃焼層とに区分けして、上記着火触媒の担持量を上記燃焼触媒の担持量よりも多く設定し、かつ上記着火触媒を、触媒の担持量に対する触媒活性温度の特性において、触媒の担持量が多い領域で上記燃焼触媒より触媒活性温度が低くなる第1触媒材料で構成し、上記燃焼触媒を、触媒の担持量が少ない領域で上記着火触媒より触媒活性温度が低くなる第2触媒材料で構成したことを特徴とする燃焼装置。
IPC (3件):
F23C 11/00 306 ,  F23D 11/40 ,  F23D 14/18
FI (3件):
F23C 11/00 306 ,  F23D 11/40 C ,  F23D 14/18 E
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-173010

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