特許
J-GLOBAL ID:200903005552873715
排煙処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三浦 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-153579
公開番号(公開出願番号):特開平11-319479
出願日: 1998年05月18日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 熱交換器4で排煙から熱回収した後、排煙を湿式石灰石膏法の脱硫装置10に導いて、排煙中の少なくともSO2を吸収除去する吸収工程を有する排煙処理方法において、排煙中のSO3対策が、アンモニア注入をしないで容易に実現でき、大型な電気集塵装置を使用しなくても高い除塵性能を実現できる排煙処理方法を提供する。【解決手段】 吸収工程で捕集可能な粉体(例えば石灰石G)を排煙中に散布する粉体投入工程を熱交換器4の前に設け、吸収工程の前流側では独立した除塵処理を行わないで、排煙中の粉塵の多くが前記粉体とともに吸収液中に捕集される構成とし、吸収液中に捕集された粉塵を脱硫装置10の副生石膏中から分離する分離工程(分離装置30)を設け、吸収工程を経た排煙中に残存した粉塵又は粉体を電気集塵機3aにより捕集する除塵工程を設ける。
請求項(抜粋):
少なくともSO2、SO3及び粉塵を含有する排煙の処理方法であって、熱交換器により排煙から熱回収して排煙を冷却する熱回収工程と、その後排煙を吸収塔に導いてカルシウム化合物を含有する吸収液に気液接触させることにより、排煙中の少なくともSO2を吸収除去するとともに石膏を副生する吸収工程とを有する排煙処理方法において、前記吸収工程で捕集可能な粉体を排煙中に散布する粉体投入工程を、前記熱回収工程の前に設けるとともに、前記熱回収工程及び前記吸収工程の前流においては、少なくとも独立した排煙の除塵処理を行わないようにして、排煙中の粉塵の多くが前記粉体とともに前記吸収液中に捕集される構成とし、さらに、少なくとも前記吸収液中に捕集された粉塵よりなる石膏粒子以外の固体粒子を前記石膏中から分離する分離工程を設けたことを特徴とする排煙処理方法。
IPC (5件):
B01D 53/50
, B01D 53/77
, B01D 53/34 ZAB
, B03C 3/04
, B03C 3/16
FI (4件):
B01D 53/34 125 E
, B03C 3/04
, B03C 3/16
, B01D 53/34 ZAB
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