特許
J-GLOBAL ID:200903005554999643

動きベクトル検出方法,動きベクトル検出装置,及びデータ記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-076925
公開番号(公開出願番号):特開2000-333184
出願日: 2000年03月17日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 階層的な動きベクトルの検出処理を行う動きベクトル検出装置において、不要な2階層目の動き検出処理を節約して、2階層目の動き検出処理で必要な誤差計算回数を削減し、これにより動きベクトルを高速かつ精度良く検出する。【解決手段】 第2階層の動き検出を行っても符号化効率が向上しない場合を、近傍ブロックの検出済み動きベクトルに対応する動き補償誤差を参照して判断する打切り判定器u5aを備えた。
請求項(抜粋):
被処理画面に対応する画像データを処理する単位である、所定数の画素からなるブロック毎に、処理対象となる被処理ブロックに対応する予測ブロックの、参照画面における位置を一定条件下で探索して、上記予測ブロックの位置を示す情報を、被処理ブロックに対応する動きベクトルとして検出する動きベクトル検出処理を含む動きベクトル検出方法であって、上記予測ブロックの位置の探索を開始する位置である動きベクトル探索中心に対応するブロックと、上記処理対象となる被処理ブロックとの間での画像データの誤差を、上記動きベクトル探索中心に対応する動き補償誤差として算出する算出処理と、上記被処理ブロックの近傍に位置する近傍ブロックと、これに対応する予測ブロックとの間での画像データの誤差である、近傍ブロックに対応する動き補償誤差を、上記動きベクトル探索中心に対応する動き補償誤差と比較する比較処理とを含み、上記両動き補償誤差の比較結果に応じて、上記動きベクトル探索中心を示す位置情報を上記被処理ブロックに対応する動きベクトルとして出力するか、あるいは上記動きベクトル検出処理を上記動きベクトル探索中心を探索開始位置として行って得られる動きベクトルを被処理ブロックに対応する動きベクトルとして出力するかを切り替えることを特徴とする動きベクトル検出方法。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36

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