特許
J-GLOBAL ID:200903005570968561

音声高能率符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-053317
公開番号(公開出願番号):特開平8-223052
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 マスキング基準カーブのオフセット量を演算する際の演算量を減少し、聴覚心理をより満足させて音質を向上させる。【構成】 聴感心理分析部3は直交変換係数からオーディオ信号のパワースペクトルを算出してこのパワースペクトルの自己相関を予め定めた帯域毎に算出し、この自己相関の最大値と最小値の比から聴覚心理上のマスキング効果のオフセット量を算出し、このオフセット量に基づいて量子化・符号化手段4の各サブバンドの量子化ビット数を決定する。また、サブバンド毎の信号パワーから聴覚的制御を含む二乗平均誤差最小理論により第2の必要S/N比を算出し、前記第1、第2の必要S/N比を重み付けして最終の必要S/N比を算出し、この最終の必要S/N比に基づいて量子化・符号化手段4の各サブバンドの量子化ビット数を決定する。
請求項(抜粋):
オーディオ信号を複数の周波数帯域のサブバンドに分割する分割手段と、前記分割手段により分割された各サブバンドのオーディオ信号を可変の量子化ビット数で量子化及び符号化する量子化・符号化手段と、前記分割手段又は別途の直交変換手段により得られた直交変換係数からオーディオ信号のパワースペクトルを算出してこのパワースペクトルの自己相関を予め定めた帯域毎に算出し、この自己相関の最大値と最小値の比から聴覚心理上のマスキング効果のオフセット量を算出し、このオフセット量に基づいて前記量子化・符号化手段の各サブバンドの量子化ビット数を決定する聴覚心理分析手段とを、有する音声高能率符号化装置。
IPC (3件):
H03M 7/30 ,  G10L 7/04 ,  G10L 9/18
FI (4件):
H03M 7/30 A ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 A ,  G10L 9/18 H

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