特許
J-GLOBAL ID:200903005574880405

吸収式空調装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-335523
公開番号(公開出願番号):特開2000-161813
出願日: 1998年11月26日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 吸収式空調装置の停止時に、冷温水流路の凍結を防止する。【解決手段】 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、吸収液ポンプからなる吸収サイクルにより冷房運転をし、暖房運転時に冷暖切替え弁を開弁して暖房吸収液流路により再生器から蒸発器へ加熱した吸収液を供給する吸収式熱源機101と、室内機RUの空調熱交換器44とを冷温水ポンプP3を有する冷温水流路46で接続した吸収式空調装置において、外気温度が低い場合に、室内機RUに冷温水入口サーミスタ49を設け、冷温水温度が2°C以下に下がった場合に、外気温度に応じて、ガスバーナを点火するとともに冷暖切替え弁を開弁して、加熱した吸収液で冷温水を加熱して、冷温水流路46に循環させる。冷温水温度が低下して凍結する前に冷温水温度を上昇させることができ、凍結防止を図ることができる。
請求項(抜粋):
冷媒を含む吸収液を加熱手段により加熱して吸収液から冷媒蒸気を分離させる再生器と、該再生器によって分離した前記冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器と、該凝縮器で生じた冷媒液を低圧下で蒸発させる蒸発器と、前記再生器で前記冷媒蒸気が分離された吸収液に、前記蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を吸収させる吸収器と、前記吸収器から前記再生器へ吸収液を戻すための吸収液ポンプとから吸収サイクルを形成するとともに、冷暖切替え弁を備えた暖房用吸収液流路により前記再生器と前記蒸発器とを接続し、前記冷暖切替え弁の閉弁時には、前記吸収サイクルの作動により前記蒸発器を冷却源とするとともに、前記冷暖切替え弁の開弁時には、前記再生器で加熱された吸収液を前記蒸発器へ供給して加熱源とする吸収式熱源機と、前記蒸発器内に熱交換用配管を配し、該熱交換用配管と室内機に設けられた空調用熱交換器との間に、前記吸収式熱源機で加熱又は冷却された冷温水を冷温水ポンプによって前記空調用熱交換器に循環させる冷温水循環回路と、冷房運転時には前記冷暖切替え弁を閉弁制御し、暖房運転時には前記冷暖切替え弁を開弁制御することによって、冷房運転と暖房運転との切替えや運転開始・停止を制御する運転制御手段を具備する吸収式空調装置の制御装置において、前記運転制御手段により冷房運転及び暖房運転が行われていないとき、外気温度検知手段が検知する外気温度が冷温水ポンプ駆動温度以下の場合、前記冷温水ポンプの駆動を開始し、冷温水温度検知手段が検知する前記冷温水循環回路の冷温水温度が前記冷温水ポンプ駆動温度より低く設定された加熱手段作動温度以下の場合に、前記冷暖切替え弁が開弁し前記吸収液ポンプが駆動した状態で前記加熱手段を作動させる冷温水凍結防止手段を具備することを特徴とする吸収式空調装置の制御装置。
Fターム (17件):
3L093AA05 ,  3L093BB11 ,  3L093BB22 ,  3L093BB29 ,  3L093BB33 ,  3L093CC03 ,  3L093DD02 ,  3L093EE17 ,  3L093EE30 ,  3L093GG02 ,  3L093HH04 ,  3L093HH12 ,  3L093HH19 ,  3L093JJ04 ,  3L093JJ06 ,  3L093KK05 ,  3L093LL03

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