特許
J-GLOBAL ID:200903005582612657

遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-227214
公開番号(公開出願番号):特開2008-048860
出願日: 2006年08月23日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】複数の表示部にてそれぞれ図柄変動ゲームを実行させることが可能な遊技機において、遊技状態が高確率状態中に非特定大当りに当選した場合であっても、再び高確率状態へ突入するチャンスを遊技者に与え、興趣の向上を図る。【解決手段】確変状態中の第1大当り判定において、大当りに当選する、かつその大当りが非特定大当りの場合には、特定の変動パターンに基づく第1の変動ゲームが行われる(時点A1)。そして、時点A1で非確変大当りに当選したとしても遊技状態は、時点A1に開始される前記第1の変動ゲームが終了するまで継続的に確変状態を維持する。すなわち、確変状態中の非確変大当りの当選後でも、時点A1〜時点A3では、第2大当り判定を確変状態で受けるチャンスが遊技者に付与される。そして、時点A1〜時点A3において、確変大当りに当選する場合には特別変動パターンに基づく第2の変動ゲームを行うようにした(時点A2a)。【選択図】図21
請求項(抜粋):
遊技盤に発射された遊技球が始動口装置へ入球することを条件として大当りか否かの大当り抽選を行い、該大当り抽選の抽選結果をもとに表示部で複数の種類の図柄を変動させて表示する図柄変動ゲームを行わせ、前記大当り抽選に当選した場合には前記図柄変動ゲームにて大当り図柄が確定停止表示され、その後に大入賞口装置が遊技球を入球し得るように開放される大当り遊技が付与され、前記大当り図柄は、確率変動を伴う大当りを認識させる特定大当り図柄と前記確率変動を伴わない大当りを認識させる非特定大当り図柄からなり、前記図柄変動ゲームで確定停止表示された前記大当り図柄が前記特定大当り図柄の場合には前記大当り遊技の終了後の遊技状態として前記大当り抽選の当選確率が通常確率よりも高確率に変動される高確率状態が付与される一方で、前記図柄変動ゲームで確定停止表示された前記大当り図柄が前記非特定大当り図柄の場合には前記大当り遊技の終了後の遊技状態として前記大当り抽選の当選確率が前記通常確率とされる低確率状態が付与される遊技機において、 前記表示部は複数設けられているとともに、各表示部を互いに前記図柄変動ゲームの進度に関係なく前記図柄変動ゲームの進行を制御するゲーム制御手段を備え、 前記始動口装置は複数設けられているとともに、該複数の始動口装置は前記表示部毎に対応付けられ、前記始動口装置に前記遊技球が入球した場合には該始動口装置に対応付けられた前記表示部にて前記図柄変動ゲームが行われるようになっており、 各始動口装置への遊技球の入球を契機に大当り判定用乱数の値と大当り図柄決定用乱数の値を各別に取得する乱数取得手段と、 各表示部における前記図柄変動ゲームの開始時に前記乱数取得手段が取得した大当り判定用乱数の値と予め定めた大当り判定値とを比較して前記大当り抽選を行う大当り抽選手段と、 前記大当り抽選に当選した場合には前記大当り図柄を決定し、前記大当り抽選に当選しなかった場合にははずれを認識させるはずれ図柄を決定する図柄決定手段と、 前記図柄変動ゲームを開始させてから前記図柄を確定停止表示させて該図柄変動ゲームを終了させるまでの変動時間を定めた変動パターンとして、前記大当り抽選に当選した場合に選択される大当り演出用の変動パターンと前記大当り抽選に当選しなかった場合に選択されるはずれ演出用の変動パターンを記憶する変動パターン記憶手段と、 前記大当り抽選の抽選結果をもとに前記変動パターンを選択する変動パターン選択手段と、 前記図柄変動ゲームで前記非特定大当り図柄からなる大当り図柄が導出される旨を報知する報知手段とを備え、 前記大当り抽選手段は、前記図柄変動ゲームの開始時の遊技状態に依存して前記大当り抽選を行う構成とされ、その抽選時の遊技状態が前記高確率状態の場合には前記大当り判定用乱数の値と高確率状態時用の大当り判定値とを比較して前記大当り抽選を行う一方で、前記遊技状態が前記低確率状態の場合には前記大当り判定用乱数の値と低確率状態時用の大当り判定値とを比較して前記大当り抽選を行い、 前記変動パターン選択手段は、 前記高確率状態時において一の表示部における前記図柄変動ゲームの開始に伴う前記大当り抽選に当選し、かつ前記図柄決定手段が前記大当り図柄として前記非特定大当り図柄を決定した場合に前記一の表示部における前記図柄変動ゲームの変動パターンを選択する際、前記高確率状態時において前記大当り抽選に当選しない、又は前記大当り抽選に当選しかつ前記図柄決定手段が前記大当り図柄として前記特定大当り図柄を決定した場合に比較して変動時間の長い特定の変動パターンを選択する一方で、 前記特定の変動パターンに基づき図柄変動ゲームが行われている場合において前記一の表示部以外の他の表示部における前記図柄変動ゲームの開始に伴う前記大当り抽選に当選した場合に前記他の表示部における前記図柄変動ゲームの変動パターンを選択する際、前記特定の変動パターンの変動時間に比較して変動時間の長い特別変動パターンを選択し、 前記ゲーム制御手段は、前記特定の変動パターンが選択された場合、該特定の変動パターンに基づく図柄変動ゲームの終了後の前記大当り遊技中、前記他の表示部における図柄変動ゲームの実行を中断させるとともに、前記大当り遊技の終了後に、前記他の表示部における前記図柄変動ゲームを再開させ、 前記報知手段は、 前記変動パターン選択手段により前記特定の変動パターンが選択された場合、当該特定の変動パターンに基づく図柄変動ゲームで前記非特定大当り図柄が導出されるのに先立って、前記非特定大当り図柄が導出される旨を報知し、 前記再開した図柄変動ゲームが前記特別変動パターンに基づく図柄変動ゲームの場合には、該ゲームの残り変動時間が所定時間になると、該図柄変動ゲームで導出される前記大当り図柄が前記特定大当り図柄であるか又は前記非特定大当り図柄であるかを報知する大当り図柄報知演出を実行する一方で、前記再開した図柄変動ゲームが前記特別変動パターン以外に基づく図柄変動ゲームの場合には前記大当り図柄報知演出を実行しないことを特徴とする遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 320 ,  A63F7/02 315A
Fターム (6件):
2C088AA35 ,  2C088AA36 ,  2C088AA42 ,  2C088BC22 ,  2C088EA10 ,  2C088EB55
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-003286   出願人:株式会社三共
審査官引用 (4件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-152558   出願人:株式会社三共
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-368829   出願人:株式会社ニューギン
  • パチンコ遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-117851   出願人:株式会社高尾
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