特許
J-GLOBAL ID:200903005588690056

振動検査方法及び検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梁瀬 右司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041495
公開番号(公開出願番号):特開平10-221161
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】モータや玉軸受等の回転体の不良個所を容易に判別でき、不良発生の原因を解析できるようにする。【解決手段】検査対象となる玉軸受のボール、内輪、外輪及びリテーナそれぞれの1次及び2次以上の高次の固有振動周波数を保持部21により予め算出し、設定部22にこれらの固有振動周波数のなかから1kHz以下の範囲内で24チャネル分を設定し、加圧手段により検査すべき玉軸受の内輪に予圧をかけ、この状態で回転手段により玉軸受の外輪を回転し、加速度センサ15により玉軸受の内輪の振動加速度を測定してその出力を周波数分析部24により周波数スペクトル分析し、設定された1kHz以下の24チャネルの各固有振動周波数それぞれにおけるボール、内輪、外輪及びリテーナの振動加速度のピーク値を多チャネルピーク導出部25により導出し、判定部28により各ピーク値と各基準値とを比較して不良の有無を判定し、表示手段19により判定結果を表示する。
請求項(抜粋):
複数の部材から成る回転体の回転時の振動状況を検査する振動検査方法であって、検査対象となる回転体の各種部材の構造データ、回転数等の検査条件データに基づき、各種部材それぞれの1次及び2次以上の高次の固有振動周波数を予め算出し、検査対象となる回転体を前記検査条件データである回転数で回転してそのときの振動加速度を加速度センサによって測定し、前記加速度センサの出力を周波数スペクトル分析して、予め算出した前記各固有振動周波数のうち検査範囲である所定周波数以下の固有振動周波数それぞれにおける振動加速度のピーク値を導出し、導出した前記各固有振動周波数におけるピーク値が、これら各固有振動周波数それぞれについて予め設定した基準値を越えているか否かによって不良の有無を検出し、越えている場合にその基準値の固有振動周波数が各種部材のいずれのものであるかにより不良の部位を特定することを特徴とする振動検査方法。
IPC (2件):
G01H 17/00 ,  G01M 19/00
FI (2件):
G01H 17/00 A ,  G01M 19/00 A

前のページに戻る