特許
J-GLOBAL ID:200903005594349650

車両用電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-294260
公開番号(公開出願番号):特開平5-137275
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】バッテリの過充電を招くことなく制動エネルギの回生及び燃費向上が可能な車両用発電装置を提供する。【構成】初期充電量が所定レベル(例えば、スタ-タを再始動させるに充分な容量)以上である場合以後において放電量が所定しきい値レベル(例えば、早急にバッテリを充電したほうが良いと判断されるレベル)まで低下する期間内で、しかも車両減速状態中である条件を判別し(402)、この条件下において発電機の発電目標電圧値を第1の所定電圧(例えば、15V)に設定する(410)。また、上記条件下でただ車両減速状態中でない条件を判別し(404)、この条件下において発電機の発電目標電圧値を第1の所定電圧より低い第2の所定電圧(例えば、13V)に設定する(408)。すなわち、上記減速状態以外では発電量を減少させてバッテリの充電を通常より抑制し、上記減速状態では発電量を増加させてバッテリ充電を通常より増強する。
請求項(抜粋):
エンジンにより駆動され所定の電気負荷への電力供給及びバッテリの充電を行う発電機と、車両の減速状態を検出する減速状態検出手段と、エンジン駆動用のスタ-タを始動する際のバッテリ始動特性に基づいて前記バッテリの初期充電量を検出するバッテリ初期状態検出手段と、前記スタ-タ始動後における前記バッテリの放電量を検出するバッテリ容量変化検出手段と、前記初期充電量が所定レベル以上であった場合からの前記放電量が所定しきい値レベルに達するまで前記減速状態検出中に前記発電機の発電目標電圧値を第1の所定電圧に設定するとともに、前記減速状態を検出しない場合に前記発電目標電圧値を前記第1の所定電圧より低い第2の所定電圧に設定する発電電圧設定手段とを備えることを特徴とする車両用発電装置。

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