特許
J-GLOBAL ID:200903005600311740

電圧監視回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-270143
公開番号(公開出願番号):特開平11-133069
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 基準電圧源の一定動作と抵抗分圧器の損失による大エネルギが不要で、電源電圧変化に確実に反応する電圧監視回路を提供する。【解決手段】 第1の比較器は被監視電圧からの実際の電圧を抵抗分圧器のタップ点から信号入力で、基準電圧を基準入力で受ける。抵抗分圧器と並列の容量分圧器のタップ点も第1比較器の信号入力に接続される。第2の比較器は信号入力で被監視電圧を、基準入力で第1比較器と同じ基準電圧を受ける。第1のコンデンサが各比較器の基準入力に、第2のコンデンサが第2比較器の信号入力に接続される。スイッチにより回路内の電流負荷を電源電圧から遮断し、比較器が各コンデンサの蓄積電圧を比較する。第2コンデンサは漏れ電流が大きく、蓄積電圧が早く基準電圧より下に下がるので、第2比較器は制御信号を出力して各スイッチを閉じ、瞬間的に存在する実際の電圧を再び各信号入力に印加し、各基準入力の基準電圧を更新する。
請求項(抜粋):
電圧監視回路において、被監視電圧(Vcc)とともに供給される基準電位源(36)により発生した第1の電位を受けるための基準入力(14)を有する第1の比較器(10)であって、前記被監視電圧(Vcc)から抵抗分圧器(R1,R2)のタップ点で求められた実際の電位を信号入力(12)で受け、該信号入力(12)の実際の電位が前記基準入力(14)の所望の電位より低いときに警報信号を発生し、前記抵抗分圧器(R1,R2)と並列に接続された容量分圧器(C1,C2)であって、前記第1の比較器(10)の信号入力に結合され、前記抵抗分圧器(R1,R2)と同じ比で前記抵抗分圧器(R1,R2)のタップ点(26)と結合されたタップ点(20)で前記被監視電圧(Vcc)を分圧し、一つの基準入力(58)で予め定められた電位として基準電位を受け、かつ信号入力(52)で実際の電圧として被監視電位(Vcc)を受ける第2の比較器(50)であって、該比較器は信号入力(52)の実際の電圧が前記基準入力(58)の所望の電圧より低くなるときに制御信号を発生し、前記第1の比較器(10)の基準入力(14)と前記第2の比較器(50)の信号入力(52)に結合された第2の蓄積コンデンサ(C5)であって、該第2の蓄積コンデンサ(C5)は第1の蓄積コンデンサ(C3)および前記容量分圧器のコンデンサ(C1,C2)より小さく、該第2の蓄積コンデンサ(C5)の漏れ電流を大きくし、該第2の蓄積コンデンサ(C5)に蓄積された電位が残りのコンデンサ(C1,C2,C3)に蓄積された電位より早く降下するようにして構成され、前記抵抗分圧器(R1,R2)は被制御スイッチ(30,32)により前記被監視電位(Vcc)から分離され、かつ被制御スイッチ(28)により前記容量分圧器(C1,C2)のタップ点(20)から分離されるように動作可能とし、基準電圧源(36)は被制御スイッチ(34,70)により前記第1の比較器(10)および前記第2の比較器(50)の基準入力から、そして前記被監視電圧(Vcc)から分離されるように動作可能とし、前記第2の比較器の信号入力(52)は被制御スイッチ(54)により前記被監視電位から分離されるように動作可能とし、前記第2の比較器(50)からの制御信号から得られたスイッチング信号(S)または前記第1の比較器(10)からの前記警報信号から得られた前記スイッチング信号(S)が被制御スイッチ(28,30,32,34,54、70)に供給されて該被制御スイッチを動作させることを特徴とする電圧監視回路。
IPC (3件):
G01R 19/165 ,  G01R 31/36 ,  G06F 15/78 510
FI (3件):
G01R 19/165 K ,  G01R 31/36 A ,  G06F 15/78 510 K

前のページに戻る