特許
J-GLOBAL ID:200903005604574134

光学補正型可変焦点距離レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047305
公開番号(公開出願番号):特開平5-249377
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 広角域を含み、しかも従来以上の高倍率化が可能な光学補正型可変焦点距離レンズを提供する。【構成】 物体側から順に正の屈折力の第1レンズ群1、負の屈折力の第2レンズ群2、正の屈折力の第3レンズ群3、及び正の屈折力の第4レンズ群4を配設する。第2レンズ群2を固定し、第1レンズ群1、第3レンズ群3及び第4レンズ群4を一体として光軸に沿って移動させる。第2レンズ群2は、物体側から順に第1負レンズ2a、第2正レンズ2b、第3負レンズ2c及び第4正レンズ2dからなる。第3レンズ群3は、物体側から順に2枚の第1および第2正レンズ3a,3b及び1枚の負レンズ3cからなる。第4レンズ群4は、物体側から順に第1負レンズ4a、第2正レンズ4b及び物体側が凹の曲率大なる第3負メニスカスレンズ4cからなる。【効果】 3倍以上の高変倍率を、コンパクトな構成で得られる
請求項(抜粋):
物体側から順に配設された正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、及び正の屈折力の第4レンズ群から構成され、前記第2レンズ群を固定し、第1レンズ群、第3レンズ群及び第4レンズ群を一体として光軸に沿って移動させることにより、焦点距離を変化させる光学補正型可変焦点距離レンズにおいて、前記第2レンズ群は、物体側から順に配置された第1負レンズ、第2正レンズ、第3負レンズ及び第4正レンズから成り、前記第3レンズ群は、物体側から順に配置された2枚の正レンズ及び1枚の負レンズから成り、前記第4レンズ群は、物体側から順に配置された第1負レンズ、第2正レンズ及び物体側が凹の曲率大なる第3負メニスカスレンズからなり、且つ次の条件を満足することを特徴とする光学補正型可変焦点距離レンズ。(1) 0.12≦e<SB>1W</SB>/f<SB>W </SB>≦0.17(2) 1.4 ≦(e<SB>1W</SB>+e<SB>2W</SB>)/y′≦2.4(3) 0.75≦f<SB>R </SB>/f<SB>W </SB>≦0.95(4) 0.15≦f<SB>2 </SB><SP>2 </SP>/(f<SB>1 </SB>・f<SB>W </SB>)≦0.2(5) 0.7 ≦R<SB>2 </SB>/R<SB>2 </SB>′<1(6) 1<R<SB>2 </SB>/|f<SB>2 </SB>|<1.8(7) 0.6 ≦R<SB>3 </SB>・F<SB>T </SB>/f<SB>T </SB>≦1.2(8) 0<|R<SB>4 </SB>|(f<SB>4 </SB>・(n<SB>4 </SB>-1))≦0.2但し、ここでe<SB>1W</SB>:広角端での第1レンズ群の後側主点と、第2レンズ群の前側主点との間隔e<SB>2W</SB>:広角端での第2レンズ群の後側主点と、第3レンズ群及び第4レンズ群の合成の前側主点との間隔y′:画面の対角線長の半分f<SB>1 </SB>:第1レンズ群の焦点距離f<SB>2 </SB>:第2レンズ群の焦点距離f<SB>R </SB>:第3レンズ群及び第4レンズ群の合成焦点距離f<SB>4 </SB>:第4レンズ群の焦点距離f<SB>W </SB>:広角端での全系の焦点距離f<SB>T </SB>:望遠端での全系の焦点距離R<SB>2 </SB>:第2レンズ群において物体側から3枚目の第3負レンズの像側の面の曲率半径R<SB>2 </SB>′:第2レンズ群において物体側から4枚目の第4正レンズの物体側の面の曲率半径R<SB>3 </SB>:第3レンズ群において物体側から2枚目の第2正レンズの物体側の面の曲率半径R<SB>4 </SB>:第4レンズ群において物体側から3枚目の第3負メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径n<SB>4 </SB>:第4レンズ群において物体側から3枚目の第3負メニスカスレンズのd線の屈折率F<SB>T </SB>:望遠端での開放F値である。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-090149

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